私が子供の頃に憧れていたのは、室内に遊具がたくさんあってまるでアスレチックのようになっているおうち。
でも私が育った実家はマンションで部屋も狭く、その上3人兄弟だったので部屋も足りずで、
アスレチックのようなおうちなんてただの夢でした。
そしてそんな記憶の中のドリームアスレチックハウスを思い起こせば、もれなくボルダリングウォールがあったものです。

おうちアスレチックの代名詞的存在
そんな私も今や2児の父。
夢の一軒家こそ(妻の反対で)建てられていませんが、マンションを購入し、幼い頃のウップンを晴らすかのように家の中をアスレチック化していっています。

子供のためじゃなかったの!?
もちろん子供のためです。
わが家が実践する動育では、体のみならず脳・心の発育のために運動は最重要なので、家の中に運動器具がたくさんあるのが好ましいんです。

遊んでるだけでいいとか最高っ!
そんなこんなでロープや吊り輪など順次DIYで導入していっていましたが、夢のボルダリングウォールはどうにも作るのが難しそうでハードルが高く、躊躇していました…
が!
ついに決心し、構想から設計・製作まで約1ヶ月かけてドリームボルダリングウォールを完成させました!

積年の夢ついに実現…感無量

子供のためよね!?
完成初日から3歳の息子は大興奮で遊んでいます。
わが家はマンション住まいということもあって制約が多く、その中で自分で設計・施工したため色々と苦労しました。
しかしそのおかげでオリジナリティあふれるボルダリングウォールが作れましたので、ここに導入記としてお示ししたいと思います。
ボルダリングウォール(クライミングウォール)完成品
具体的なイメージを持ってもらった方が、この後の設計検討や施工の内容がスッと入って来やすいかと思いますので、まずは完成品を見ていただきましょう。






こだわりポイント(というか狭いがための制約)がいくつかありますので、逐一触れながら詳細についてご紹介していきます。
構成品と調達先・かかった費用など
構成品を以下に示します。コストは合計で約37,000円でした。
ちなみに、ウォール部だけであれば7,580円(塗装なし)。
本記事の最後に載せていますが、施工済みのクライミングウォールを購入する場合は大体2万円なので、その差額は1万円以上となります。

安いと見るか高いと見るかは、あなた次第です
製作手順
大まかな段取りは以下の通りです。
- 設置場所の検討
- 設計と資材の選定
- 資材調達・加工
- 板材・2×4材は必要長さに切り出し
- 爪付きナット挿入用穴加工
- 表面処理(ヤスリ→塗装→ヤスリ)
- 組み立て・据付
- 仮組み(適宜)
- 爪付きナット組み付け
- 板材を2×4材に結合
- ラブリコ取り付け・据付
- ジョイントマット逃げ加工
- ホールド取り付け
- テスト
私の場合、早朝の一人タイムを使って少しずつ作業したので、思い立ってから完成までにちょうど1ヶ月かかりました。
もし一人タイムが無限にあったら、おそらく丸2日ほどで完成させられたかなというくらいの作業量だと思います。

そんな日はしばらく訪れそうにない
設置場所・設計の検討
マンションという制約の多い場所でのボルダリングウォール設置を試みるにあたり、設置場所検討や設計作業はなかなか大変なものでした。
この作業はかなり細かい内容なため、詳細は別記事としてまとめましたので要すればこちらをご参照下さい。
ここでは結果だけお示しします。
まず設置場所はこちら。


設計結果はこちら。
- 柱とウォール部から構成
- 柱:長さ2,355mmの2×4材+ラブリコ
- ウォール部:厚さ18mm×幅910mm×高さ2,270mm
- 柱とウォール部の接合には金具(Lアングル材+カスガイ)を使用
- 圧迫感を極力なくす色設計(木の地の色&白ホールド)
この際、引き戸部分には大きな姿見を設置できるよう配慮しました。

使わないときはボルダリングウォールで隠せるので、汚れなくてGOODです。
あとは資材を調達して加工・組み立てするのみ!
木材調達
基本的にネット通販で買い出しますが、木材系は大きくて送料がどうしてもかかるのでネット通販が不利です。
また木材の場合個体差が大きいので、目的に応じて自分の目で見て手で触って選定するのが得策と考えます。

ホームセンターってワクワクするから大好き
ここではホームセンターでの資材調達の様子を、注意点と併せてお示しします。
お住いの場所それぞれで事情が異なるとは思いますが、共通と思われる注意点もありますので記録します。
柱材:2×4材/SPF
2×4材は設計上長さ2,355mmあれば良いので、2,438mm (8フィート)のものを調達します。
木の種類でいくつか選べるのですが、今回は一番安いものを選びました。

おそらくどこのホームセンターでも、このSPF材というのが一番安いと思います。
これを購入して、私の場合は必要長さ2,355mmに切ってもらいました。
1カット50円ですしね。

2×4材が切れる電動工具持ってないのです
なお、2×4材の調達の際には以下にご留意ください。
- 反りが少ないものを選ぶ
- 節が少ないものを選ぶ
- 木目がカッコイイものを選ぶ(塗装しない場合)
- 車に乗るかどうか事前に確認する
4は軽自動車では難しい場合がありますので、ホームセンターの貸し出し車を利用するなどで対応しましょう。

ちなみに私は1でハマりました。偉そうなことを言っておきながら私自身考慮できていなかったんです。

木目ばっかし気にしてるからそうなるのよ


見た目が綺麗なやつ、節目が極力ないやつを選ぶことに必死で、反りは完全にノーチェックでした。。。

お恥ずかしい
このまま突っ張って柱として使うと、圧縮力でたわみが助長されてしまう恐れがありますし、なによりボード材とうまく結合できないリスクがあります。
そこで、矯正を試みました。方法はこうです↓

これしか思いつかなかっただけですが。
それでもこれで2日ほど置いておいたら結構矯正できました。

まだたわみは残っていますが、もうこれで良しとして次に進みました。

これで問題なく組付けできましたので、たわみ量で悩まれた場合は8mmをひとつの目安にしてください
ボード材:厚さ18mm/シナランバーコア
ウォール部に使用するボード材は、厚さ18mm/幅910mm/ 長さ2,270mmが設計値でした。
これに適合する板材を選びます。
設計で示した通り、規格品として同等のサイズのものがあるので、基本的にはあとは木の種類を選ぶだけです。

数ある板材の中から今回私が選んだのはシナランバーコアというもの。
一番表面が綺麗だったからです。これはもう見た目で選びました。
というのも、今回は木目をそのまま使うので、見た目は超重要だからです。
色を付ける前提であればラワンランバーコアなど安い板材もあり、性能的には問題ないと思いますのでそちらが良いでしょう。
ボード材選定の注意点は、2×4材の時と同じく車に載るかどうかです。

あなた、ハマったのね
わがフォレスターでも、さすがに910×2420mmは載りません。

綿密な設計が現場で崩れることはよくあるのですが、焦りました
そこで急遽、ホームセンターにて真ん中でぶった切ってもらい、事なきを得ました。

デザインはやや損なわれますが、ボード材をぶった切った跡はそんなに目立たないかなと思います。

またこの後の工程でホールド位置(爪付きナット仕込み位置)を描き込んでいく際にもこの印を参考にすることで、上下・裏表を間違ってしまうミスが防げるかと思います。
ウォール部への爪付きナット用穴加工
材料がそろったらいよいよ加工に入ります。
18mm厚の板材に爪付きナット挿入用の穴(φ12mm)を空けるところからです。
まずは板材に設計通りの位置に鉛筆で印を入れていきます。

全70か所あるし板はデカいしで、これがなかなか大変な作業。

メジャー使ってかなり雑に印入れました
調達時に印を入れてあれば、それを目印にすればOKです。
何を隠そう私は印を入れていなかったので、わざわざ合わせてチェックしました。
またこのとき、表裏どちらの面に穴空け位置の印を入れるかは非常に重要です。
というのも、板材の色・木目が裏表で異なるからです。
表にしたい方を決めたら、そちら側は極力美しい状態を保ちたいですよね。
できれば鉛筆描きも、裏側に入れたいところ。

板が大きいから後から消すのめちゃくちゃ大変(←経験者)
一方で、穴を空けるときには鉛筆描きがある面から空けるのですが、実はこのとき、どうしてもドリルの性質上抜け側が汚くなりやすいんです。
鉛筆描きを最終的な裏面に描いた場合は、この抜け側というのが表面に相当します。
これを防ぐ方法はあって後述しますが、どちらにしても手間なので、どちらを選ぶかはぜひ悩まれてください。

私は上下2枚それぞれ違う方法にしたので両方経験しました(ムダに)
穴あけ加工
下描きが済んだらいよいよ加工に入っていきます。
ボルダリングホールドに適合する爪付きナットはM10用です。
この場合挿入穴はφ12mmなので、φ12mmのドリルビットを使えばOKです。

あとはこれでドカドカあけていくんですが、先述した通り適当にやると裏側がめっちゃ汚くなります。

最終的に表が来る面がこうなったら、悲しすぎますよね。

ええそうです私がその悲しい人です
選ぶ板材によっても違うと思うんですが、私が選んだシナランバーコア材は表裏の表面がベニヤ板になっていて、割れやすい様子だったのでこうゆうことが起きやすいんだと思います。
こうならないためには2つ方法があります。
- 穴あけ時に裏側に当て材を用意して一緒に穴をあける
- 貫通する前にひっくり返し、裏から空ける

そういえば中学生のとき技術の授業で習った気が!(今更)
どちらの方法でもきれいな穴があけられます。

両方とも手間はかかりますが、きれいに仕上げるためには必要です。
手間をかけたくない場合、すなわち汚い穴で良いとする場合には、完成時に裏側に隠れています面としてしまえばOKです。
そのためには、先述した通り下描きを表面に描くことで、穴あけ加工時に下描きのある表面から加工ができ、表面はきれいな面を保てます。
ただ、下描きの鉛筆を消すのが大変ですのでご承知おき下さい。

両方やった私の感想はどっちもどっち

消しゴムめちゃくちゃ消耗してたよね
柱・ウォール部の表面処理
穴あけが終わったら次は表面処理をしていきます。
目的は2つ。
- 子供たちがケガしないように表面を滑らかにする
- 見た目を美しくする
そのため、対象はウォール部のみならず柱もです。
加工は2種類、削りと塗り。
サンドペーパーで削って(磨いて)滑らかにする
まずはケガ防止のために表面を滑らかにしていきます。
私は#120のサンドペーパーで電動工具を使って、全表面をやっちゃいました。

特に角部はとがっていてケガをしやすいので、入念にやっていきます。




塗装:ウレタンニス
削り工程が完了したら、次は塗装していきます。
わが家の場合は、設計の中で木の地の色を出すことにしていますので、色を付けるのではなくニスを塗って表面を美しくかつ強く仕上げていきます。
ツルツルテカテカは好みではないので、つや消しクリヤーを選定。
ちなみに、つや消しクリヤーと半つやクリヤー、透明クリヤーにはこれくらいの差があるようです。

ニスメーカーのHPを参考に施工開始。
ニス塗りに使ったセットはこれ。

今回、新品のハケを使ったので、ムダ毛をガムテープであらかじめ取っておきます。

そしたら塗っていきます。
二度塗り以上は必須なので、まず一度目。
一回目は木材に染み込んでいくので、薄くササっと塗り忘れないようにやっていきます。


透明なので塗り忘れに注意
一回目が終わったら2時間以上乾かします。
乾いたらびっくり、表面にツブツブ?ブツブツ?が出てきてて全然滑らかじゃない。汚い。痛い。

けどこれ、普通の状態みたいです。
サンドペーパー#400で削ってブツブツを処理します。

研磨しすぎるとニスが落ちきっちゃうので、さらっとでOKです。
1回さらっと削るだけでブツブツはオサラバしてくれます。
二回目も塗って完成です。

時間が許せばもっと塗り重ねると良くなりそうです
私は2度塗りとしましたが、柱・板材の表面(裏面は塗らず)だけに塗ってこれくらい消費しました。

ちなみに、2度塗りまでの間、ハケはジップロックに入れておくと乾燥せず便利です。

爪付きナット取り付け
次はウォール部に爪付きTナットを仕込んでいきます。

私が調達したナットは普通より少し長めのもので、長さが18mmありました。

板厚が18mmあるので長めのナットでも大丈夫でした。
もちろん、もう少し短い普通売られている爪付きTナットでも全く問題ありません。
これを仕込む方法は簡単。
裏型からナットをハンマーで叩き入れていけばOK。

この状態で上からハンマーでぶっ叩けばいいんですが、わが家の場合はここで問題が。
うるさすぎる!
わが家はマンション。そして私に許された作業時間は早朝5~7時。
そんな時間にバーンッバーンッって爆音をコダマさせるのはもう社会的人として絶対ダメ。
なので代替案を考えました。それがこれ。

ホールドとボルトを1セット使って、ホールドを取り付ける要領でボルトを締め付けていきます。
すると、ナットの爪がグイグイ板に噛み込んでいき、うまく組付けることができます。

長めの六角レンチを使えば十分なトルクを掛けられるので、このやり方はオススメです。
これを70個分やっていきましょう。
なかなかにハードです。

穴あけ・ナット付けと、穴が多ければ多いほど大変ですが、ホールドの取り付け自由度を上げるためにはしょうがないので、頑張りどころです。
柱とウォール部の接合
さあやっと構成品がそろいましたので、いよいよ組み立てていきます。
ここからは一気に作らないと置き場所がなくなるので要注意です。
柱とウォール部を設計通り「Lアングル材」と「糸カスガイ」で接合していきます。


まずは裏面からLアングル材で固定します。
このとき、柱が曲がっている場合はそれを矯正しながら板と接合できるように、柱に体重を掛けながら行いましょう。

写真ではビス6個で留めていますが、始めは3個くらいの仮留めで全金具を取り付けてしまった方が万が一の手戻り時に作業が少なくて良いです。
表面は糸カスガイで開き防止をします。




こんな感じで組み立てが完了です。
ラブリコで設置場所へ据え付け
では設置場所へ据え付けていきます。これは超簡単。
予め設計時に決めておいた設置場所にラブリコで突っ張ります。

ここはもう思いっきり締めてください。
また、床との接触部には滑り止めのために両面テープを貼ることをオススメします。
詳しくはこちらをご参照下さい。
また私はこの時、少しでも転倒リスクを低減させるためにラブリコの向きをめいいっぱい傾けています。


理想は完全縦向きですが、それができるスペースがあるなら柱ごと縦向きにするべきでしょう
ちなみに強化タイプのラブリコを使えば、奥行きの接地面が広くなっているのでさらに頼もしく、オススメです。

私が作った時には発売されていなかったんです(2020年2月発売)
ジョイントマットの逃げ加工
もうほぼ完成ですが、わが家の場合は防音&ケガ防止のために4cmの極厚ジョイントマットを遊びスペースに敷き詰めているので、これの逃げ加工が必要です。

サクサクっとカッターで切って、あとはボルダリングウォールの足元にジョイントマットを押し込めばOK。

ジョイントマットの厚さが4cmなので、ボルダリングウォールの足元の隙間も4cmぴったしにしていました。

ウォール部の荷重をジョイントマットにも流そうという作戦です。

見事にキレイにハマって気持ちいい
ホールド取り付け
いよいよ最後の工程、ホールド取り付けです。

やっと登れる!


取り付け方法は簡単。
ホールド購入時に付属しているM10のキャップボルトを使って、ウォール部のナットを仕込んだ位置にどんどん留めていきます。
難しいのはホールドの配置。
ホールドにはたくさん種類があって、掴みやすいもの・にくいもの、大きいもの・小さいものさまざまなので、悩ましいです。
が、 配置換えが簡単なウォール設計としていますので、試行錯誤して決めていきましょう。

子供のモチベーションを維持するために、ゴールをカラーホールド(緑・水色)で作ってやってるのがポイントです。
「緑まで行けるかな?」といった感じで使ってます。
完成・テスト
ついに完成です!
大人が登ってみて試したところ問題なし。倒れない。頼もしい。

よかった~
これで安心して子供に登ってもらえます。

狙い通りの極薄設計です。

極薄設計のため、バタつきが心配されましたが、子供が激しく上り下りする分には問題ないようです。
大人が力いっぱい引っ張っるとバタつきが出ますが、この程度です。
この変形を極力抑えたい場合は、2×4材を縦に使用すればだいぶ改善するはずです。

私は省スペース性を採りました
ここまで手間暇かけられないという方には
イメージ作りから設計・調達・製作と約1ヶ月かかったボルダリングウォール製作。
特に時間がかかったのはウォール部の設計・施工です。
自作するメリットは好きにホールド配置が作れたり、設置場所に合わせてサイズを設計できたりする自由度の部分ですが、それにしても手間暇がとてもかかるのは事実です。
そんなあなたに、良い商品があります。

諦めるにはまだ早いです!
爪付きTナットを仕込むところまでやってくれている製品が、各所から結構な数出ているんです。
↑これが未塗装のもので約2万円。
塗装やヤスリは自分でやる必要があります。
塗装など表面処理済みのものだと2.3万円くらいのようです。
↑ホワイト塗装済み。こちらも厚さ18mmですね。
↑黒板塗装済み。チョークで絵が描けるので子供の嬉しさも倍増!?
手作りの場合8,000円弱で作れるウォール部に比べてコストこそかかりますが、手間暇を大きく削減する有効な一手だと思います。

経験者は語る
先に示した全行程もご参考に、ウォール部を購入してしまうこともご検討ください。

自分で作るの超楽しいけどね♪
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運用時の注意点
このようにしてできあがったボルダリングウォールは、本記事作成時点で冬~夏の半年ほどの間ほぼ毎日子供に遊ばれていますが、倒れたり壊れたりしたことはありません。

落書き魔の餌食にはなってますが
なのでそれなりに頼もしい代物ではあると思いますが、設置状況や仕上がりによっては転倒のリスクが上がってしまうため、十分注意していただければと思います。
私がやっている・考えた転倒リスク低減策をご紹介しますので参考にしてください。
ラブリコ緩みをチェックする
このような薄型ボルダリングウォール設計の場合、倒れないための支えにはラブリコ上面に働く摩擦力が大きく寄与しています。そしてこの摩擦力は、ラブリコの押し付け力に比例して大きくなります。
すなわち、ラブリコの緩みは転倒に繋がる可能性が高いです。
特に設置後初期は、柱材やラブリコのなじみ期間となりますので、ほぼ間違いなく緩んできます。

わが家もそうでした
初めの1~2週間は、毎日チェックするくらいが安心かなと思います。緩んでいたら増し締めすればOKです。一応、柱が大きく湾曲していないかはチェックしましょう。
なじみ期間が終われば、そのあとは安定して緩みは発生しなくなります。
大人の力で引っ張って耐荷チェック
緩みがないことを確認したら、実際に倒そうとする力に対して耐荷できるかを直接的にチェックするため、ホールドを持って引っ張っちゃいましょう。高さ方向中央部のホールドが良いと思います。
ボードのバタつきはあると思いますが、それに伴ってラブリコ部が天井・床に対してズレなければ安心です。
ボルダリングウォール作り まとめ
作りながら工程が増えていったこともあり、想定より少し長くかかりましたが、イメージ通りのものができて大満足でした。

お手伝いも楽しかった!
特に今回は初めて電動工具を大幅に使用して作ったので、DIYレベルもアップしたと感じられる良い経験ができました。
このものづくりでは、サンダー・ドリルと、あと実はウォール部のカットも自分で一部やったので丸ノコと、3種類の電動工具を駆使したんです。
これに際し、強力な助っ人を購入しております。
これひとつで、サンダー・ドリル・丸ノコ・インパクトが付いてる超お得&超便利セット。
今まで使ってた貰い物ドリルよりも断然スムーズに回るモータで、上質な電動工具を使うとこうも工作が楽しいものかと感心したものです。
これを機に電動工具も導入し、楽しいボルダリング生活を始めてみてはいかがでしょうか。
[参考]みんなの導入レポート
本ブログでは掲示板を設けておりますので、本記事をきっかけにボルダリングウォール作りにチャレンジされた暁には、ぜひ写真付きで完成状態を共有頂けると誠に嬉しいです!
▶「Do育」掲示板 › みんなの実践Report › ボルダリングウォール
ぜひよろしくお願いします。
\お買い物前にこちらもチェック/
Amazonでお得にお買い物をする方法はこちら↓
他にもいろいろ作っているので良ければご覧になっていってください。






わが家の子育て方針は「運動させまくること」です。
宇宙開発員をやっている私はこれまでの経験から「頭を良くするためには運動が良い」という感覚を持っていた折、脳について色々勉強した結果、最近の脳科学の成果からもその効果が裏付けられていることが分かっています。
こちらにまとめていますのでぜひご覧ください。
大人にも運動はもちろん効果的です。
頭ももっと良くなりますし、精神的にも良い作用がたくさんあります。
コメント
れもん飛行機様
はじめまして、不躾に失礼します。先日Googleで検索してこちらのページを見つけ、以後約二週間、“ほぼ”完コピで拙宅にもボルダリング壁を造ることができました。設計、下調査から仕入れが必要な部材と組み立て、留意点や失敗談など、ものすごく詳細に書いてくださったので、なぞるだけで自分的には満足の行くボルダリング壁をしつらえることができました。おかげさまで子供は寝起き早々に着替えもしないうちから登ったり、遊び倒してくれています。本当にれもん飛行機様に感謝の気持ちです。
元々子供が好きな某夢の国へ行く予定で誕生日を迎えようとしていたのですが、コロナの影響でそれがダメになり、ある日ふと思いついて“室内にボルダリング壁があったら喜ぶかな”と考え、検索してれもん飛行機様のページを見つけました。内容の充実もさることながら、記事自体が構成やデザイン、文体などとても読みやすく、読み物としても楽しみながら拝読しました。
どこ太をまず買って、最悪天井の構造上無理なら別の手段を考えようと思っていたので、カチッと小気味よくくっついた時はテンション上がりました!これで“うちでもできる”と確信してから材料をどんどん集め、何度もホームセンターに通い、自分が何より楽しみながら作成を進めることができました。夢の国はしばしお預けですが、代わりに良いプレゼントができたと思っています。
全く苦労やトラブルがなかったわけではないのですが、無事に完成して日の目を見ることが叶い、何より子供が喜んでくれている姿に安心しています。ほぼ完コピと書きましたが、せっかくなのでホールドの隙間を利用して子供の好きなキャラクターの絵を描いてみました。昔絵を描くのが好きでしたが、数十年ぶりに絵を描いてみて、そういうきっかけをくださったことにも感謝しています。
別記事で書いておられたハンドルネームの由来や宇宙にかける想い、それを現在進行形で叶えられているところにも感銘を受けました。決めてやりきるバイタリティ、尊敬します。
一言お礼をと思いましたが、長々と失礼しました。また別の記事も楽しみに拝読したいと思います。
>DIYへの目覚めさん
丁寧なメッセージ頂いたのに、返信が遅くなりすみません。
実はこのコメントが嬉しすぎて、拝見した後からすぐに「掲示板」を作る作業に入っていました。
どうしてもDIYへの目覚めさんみたいに、本ブログをきっかけに何か行動を起こされた方のレポートを「写真」で共有したかったので。
苦労はあったかと思いますが、無事完成し、なによりお子さんが喜ばれたとのことで何よりですし、私も心の底から嬉しいです。感無量です。
(どこ太の快感に共感頂けたのも嬉しい^-^ )
さて、もしよろしければなんですが、DIYへの目覚めさんの作られたボルダリングウォールの写真を、下記の掲示板に掲載頂けないでしょうか。
https://ill-do-it.com/bbs/topic/bouldering-wall/
出来立てほやほやです^-^;
「Upload Attachments」というところから写真のアップロードが可能です。
インターネット上に公開されますので、もしご了承頂けるのであればで結構です。
この掲示板は、これからもう少しみなさんにも見て頂きやすくカスタムした上で広く案内します。
ここにみなさんからのレポートが集まることを妄想し、今からワクワクしています。
そんなきっかけを与えて頂き、本当にありがとうございました。
今は雲梯を作っていますので、完成しましたら導入レポートしますね^-^
>れもん飛行機さん
こんばんは、丁寧にコメント返してくださりありがとうございます!とても嬉しいです。
掲示板を作成されていて、そちらに投稿が叶うということでこちらとしても嬉しく思います。実は、何かの形でれもん飛行機さんに完成写真などを報告がてら送れたらいいなあと思っていたので、願ったり叶ったりです。追って、投稿させていただきますね。
投稿の際には、他の方の目にも触れるかもしれない前提で文言や写真に気を配りたいと思っています。管理人たるれもん飛行機さんの確認ののちに公開されると思っておりますが、万が一にも修正が必要な記載などがあればご一報ください。
思わずしつらえたハンドルネームではありますが、このきっかけにDIYを楽しめたらいいなと思っています。これからも応援しています!
そうでしたか!ではぜひ写真付きの投稿をお願いします!
掲示板機能については、投稿の仕方や注意事項などの説明文も作っておくようにしますね。
ぜひ、気楽にお願いします♪
DIY楽しいですよねーきっとこれで子供たちには「なんでも作れる人」ってインプットされたと思うので(笑)、一緒に楽しく頑張りましょう^-^
これからもよろしくお願いします!
>れもん飛行機さん
先程投稿をさせていただきました!何度か失敗しましたが、一枚の写真のファイルサイズが上限を超えていたようでした。
修正しましたので、反映されたように見えます。
すでに投稿済みですが、万一何か加筆修正等必要な箇所ございましたら、その旨ご一報くださいますと幸いです。
宜しくお願い致します。