「うんていやぐら組立キット」はじめましたCheck

自宅で大ブランコができちゃう「うんていやぐら組立キット」を”販売”します!【賃貸マンションでもOK】

おうち動育を進めたいと思っても、私が本ブログでご紹介している遊具類DIYによるものも多く、導入ハードルが高いと感じる人も多いのではないかと思っています。

そんな時間も精神も残ってないのよ…

そこで、2022年春から動育.jpというサイトを開設し、一級建築士と熟練の大工による運動環境に特化したリフォームサービス「おうち動育プロ」をリリースしました。

おうち動育プロは、以下のような方を想定して提供しています。

  • 子どもたちが自宅で好きなだけ体を動かせるようにしてあげたいが、どうすれば良いかわからず何もできなくてモヤモヤしている
  • 設置したい遊具があるが、自分ではできないし、誰に頼めばいいかもわからない
  • 子供が遊ぶ遊具だから、DIYだと安全性に不安がある
  • マンションだから・賃貸だから無理と諦めている

DIY不要の「手軽さ」と建築のプロの頭脳・腕で設計・施工することで手に入れられる「安心・安全」が最大の売りですが、その分コストも高くついてしまいます。徹底的に無駄を省いて低コスト化は図っていますが、プロの実動工数を考慮するとどうしても数十万円オーダーとなってくるサービスです。

大型遊具なので、本当に遊んでくれるだろうか、ジャマにならないだろうかなど考えが巡って、投資価値の判断が難しいですよね

おかげさまで一定の評価は頂いていますが、コストの面でハードルが高いと感じる方がいらっしゃるのも事実。そのため、「子どもたちが自宅で好きなだけ体を動かせるようにしてあげたい」と考えるすべての家への普及のためには、別の解決策が必要なようです。

このままでは私の夢「一家に一台、うんていやぐら!」構想(初登場)が進みません!

夢増えてない?

ということで、もっとおうち遊具の導入ハードルを下げる策を検討しました。ひとつの方向性として徹底的な低コスト化です。

私が出した答えがこちら。その名も「うんていやぐら組立キット」。これを販売して日本全国にお届けします。

うんていヤグラ
ハンモック(オプション)とも相性良し

わが家3台目のうんてい(試作時だけ)

こちらは以下のような方を想定したサービスです。

こんな方に
  • 子どもたちが自宅で好きなだけ体を動かせるように環境整備してあげたいが、時間と精神に余裕がなくモヤモヤしている
  • DIYで作る意気込みはあるが、電動工具もないしスキルもないから自分では難しい。誰か代わりに作ってほしいと思っている
  • マンションだから無理・賃貸だから無理と諦めている

本記事では、この「うんていやぐら」及びその組立キットの詳細についてお示しします。

【2023年2月】
一時的に新規注文をストップしておりましたが、製造の目途がたったため、受注を再開しました。ご注文いただいて大丈夫です。

ご注文の前に、こちらのtweetをご確認ください。注文フォームに登場する言葉(”下地チェック”や”壁寄せ”など)もこのtweetの中で説明しています。

タップで飛べる目次

唯一無二?うんていやぐらの特徴

「自宅に置けるうんてい」は、巷にもいくつか製品がありますが、私の開発したうんていやぐらには他にはないオリジナリティがあると思っています。具体的には以下です。

うんていやぐらの特徴
  1. 0歳児から大人まで使える!汎用性高い大型遊具
  2. 大型なのに(そんなに)ジャマにならない
  3. 組立簡単!電動ドリルもDIY経験も不要
  4. 安い!徹底的に低コストを追求

0歳児から大人まで使える!汎用性高い大型遊具

うんていやぐらでブランコ
「雲梯である前に梁である」

わが家での経験上、ロープやつり輪などの吊り系・自重系遊具は、握力や体幹を鍛えるのに効果的で、かつコンパクトなため生活の邪魔にならない秀逸な遊具であると考えています。また、飛んだり跳ねたりが比較的少ない遊び方ができる点も、マンション住まいで近所迷惑を気にする我が家には非常にフィットしています。

わが家の下の子は0歳からロープに親しみ、2歳で登り始めました。

最初のロープは娘0歳、息子3歳の時に導入

でもそんな秀逸吊り系遊具を設置しようにも、現代では「梁」のある家はなかなかありません。わが家のようにマンションならなおさら。

そこでうんていやぐら。これであれば天井のある場所ならどこにでも梁が設置できます。そしてそこからなんでも垂らせます

巷で販売されている雲梯は置き型のため、吊り系遊具でガシガシ遊ぶと転倒リスクがありますが、うんていやぐらは吊り系遊具で遊ぶことを最優先した設計でありつっぱり型を採用しているため、思いっきりスイングできます。こんな感じ。

大人がグワングワンやっても大丈夫ですので、懸垂などのエクササイズにも活用できます。

ハンモックをぶら下げて大人の癒しタイムも充実!?

憧れのハンモックのある暮らし(私は使ってないけど)

大型なのに(そんなに)邪魔にならない

うんていやぐら

これは試作品としてリビングのど真ん中に鎮座させた例なので生活のジャマに見えますが、置き場所を工夫することで一気に部屋に溶け込ませることができます。

具体的には、片端もしくは両端を壁に寄せると、すっきり。本商品を使ってのどんぴしゃちょうど良い例はまだありませんが、おうち動育プロの例で3ケース、イメージをご紹介します。

おうち動育プロ
わが家のうんてい2号(右)も両端壁寄せのためスッキリ
おうち動育プロ
こちらは片側(ボルダリング化)を壁寄せ、
もう片側(肋木)は角合わせとしてリビングに溶け込ませました

家の中って、は取り合いが激しいので家具も含め置き型は設置場所に難儀しますが、うんていやぐらは柱(脚)こそ立つもののシュッとしてますので、意外と場所はとりません。

うんていやぐらの脚
うんていやぐらの脚

上の空間はたいがい空いてるので有効活用します

うんてい長さは3.6mまででしたら任意で設定可能ですので、壁から壁までうんてい渡しのスッキリ設置はいかがでしょうか。

壁寄せの方がより安定感・安心感も増します

ルナ

ブランコできるスペースは確保してね!

組立簡単!電動ドリルもDIYスキルも不要

うんていやぐら
主要な金具はボルトナット8セットと天井つっぱりのみ
※画像は最新仕様と一部異なります

「組立キット」と銘打っている通り、ユーザー側で組み立てが可能なように設計しました。工具を使うのは、

  • ボルトとナットで8か所留める
  • 天井に突っ張る
  • 小さいビスを留める

の工程のみで、必要となる工具は

  • スパナ(17mm)もしくはモンキー
  • プラスドライバー

のみです。

ただし、大型遊具であり重量物になるので、引き起こしなどの工程で小柄な方には難しい可能性もあります。そのため、大人二人での作業を推奨します。

一応、妻でも一人で作業できるように設計しました

安い!徹底的に低コストを追求

うんていやぐら

ダイナミックに遊べる大型遊具ですが、多くの方に導入頂けるよう低コスト化を図りました。ただし、丸棒にはタモ材を使用するなど、最低限必要と考える品質のためにはコストをかけています。

うんていやぐらの仕様

うんていやぐらver.1.1
ver.1.1

外寸はこのような感じです。その他含め以下に仕様をまとめます。

うんていやぐらver.2.0 基本仕様
  • 概要
    • 長さ:180cm
      • 任意の長さに変更可能
    • 高さ:天井合わせ(標準的なマンション:245cm)
    • うんてい梁下端高さ:190cm
      • バー中心で197cm
    • 最大幅:60cm
    • 重さ:約30kg
  • 基本機能・性能
    • 天井/床間にアジャスター機能でぴったりフィットし、転倒防止
    • 大人も使用可能な耐荷重設計
      • 目安として80kgまで
    • 高さ変更可能
      • 下段:190cm(梁下。以下同)
      • 中段:199cm
      • 上段:208cm
  • うんてい
    • バーの長さ(内幅):45cm
    • バーの間隔(ピッチ):20cm
    • バーの太さ:3.2cm
  • 肋木部
    • バーの長さ(内幅):52.4cm
    • バーの間隔(ピッチ):24cm
    • バーの太さ:3.2cm
    • 最下段のバー高さ:45cm
  • 架台部
    • 下段のステップ高さ:45cm
    • 上段のステップ高さ:75cm
  • 塗装
    • バー:クリア塗装
    • その他:なし(研磨あり)
仕様の改定履歴

ユーザーフィードバック等を反映して継続的にアップデートを行う方針です。こちらにその履歴を載せますので、ご確認をお願いします。

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ver.改定日概要
1.02022年6月16日初版リリース
1.12022年6月20日最大幅の変更(62cm→60cm)
上記に伴う幅関係の寸法変更
1.22022年7月6日ステップ長さ(=柱間距離)を変更(524→525mm)
1.32022年7月15日柱長さを変更(-5mm)
2.02022年11月30日高さ変更可能仕様を標準化
アジャスターをオリジナル仕様に変更
標準天井板を拡大(620mm→900mm)

概要

うんていやぐらでブランコ

ダイナミックに遊べるように、安定感があり、かつ懐の深い大きさとしています。特にうんてい下に十分な余裕があることで、吊り系遊具が垂らせて遠慮なくスイング遊びできますし、その懐の深さ・余裕が子供たちの創造力をかき立てると考えています。

やぐら+ロープ
ロープ遊びとの相性を最優先にした設計

うんてい部

うんていやぐら
上に登って遊べるスペースを確保

素材にはタモ材を使用。いわゆる高級木材ですが、子供が直接触れるところですので、ここにはコストを掛けました。

米ヒバ材であれば半分以下のコストなのですが、強度が弱く、またニオイも気になりましたので、却下しました

その特徴的な臭気のおかげで強い防虫効果を持ち、木造建築では床下などで用いられるそうです

バー長さ(内幅)45cmを確保。長くし過ぎると強度余裕が減りますし、短すぎると狭くて遊びにくい上、デザイン的にも華奢でイマイチなので、バランスの良い45cmとしています。

バー間隔は、幼児期から遊べるよう20cmにしました。わが家の上の子は5歳のときにはひとつ飛ばししていたくらいの間隔ですが、3歳児にはこれくらいじゃないと難しいようなので、20cmです。頭がハマってしまうリスクがあるので、見守りを徹底ください。

頭が挟まるリスクを極力下げたい場合は、バー間隔を265mmでご指定下さい

間隔を広げすぎると逆に落下しやすくなるもなりますので、良いバランスをご検討ください

バー太さ32mmに設定。巷のうんていでは「子供が握れない」という理由で24mm太さのものが主流なようですが、わが家の経験上、3歳児(身長90cm)でも32mmを問題なく握れる上、材料強度も運動強度も高いため、32mmを選択しました。

おうち動育プロ
子供は猿手で握るので、握力さえつけばなんのその

肋木部

肋木付きを標準仕様としています。幼少期から目線の高さを変える経験は、成長にとって良い働きをすると考えるためです。

肋木
楽しい肋木ジャンプ
(これは別のうんていやぐら)

ただし、まだジャンプもできないような乳児には無用にリスクが高すぎるので、小さくて筋力の小さい子供が登れないように最下段のバー高さを45cmに設定し、リスク低減を図っています。

バーの素材・塗装・太さはうんていと同じです。幅とピッチが異なります。

架台部

うんていやぐら
身長95cmの娘には届かない高さに設定

最下段のステップは肋木と同じ考え方で45cm。また上段ステップについては、身長100cmくらいでやっとうんていに届くように75cmで設定しています。

塗装

子供たちの手が直接触れるバー部はクリア塗装が施されています。ツヤツヤのため汚れが付きにくく、サッとお掃除も可能。

一方、梁や柱部は未塗装です。これはひとえに低コスト化のためです。

とは言え、ササクレなどで手をけがしてしまってはいけませんし、手触りが悪い遊具は子供たちが近寄りがたくなってしまい本末転倒ですので、表面や角の研磨を電動工具により念入りに行っています。

電動サンダーでの研磨工程
このために電動サンダーを購入(欲しかった)

この工程は正直かなり大変なんですが、最低限の安心安全のために抜くことができませんでした

未塗装だと、日光が当たるおうちであれば日焼けをしたり、また汚れが付きやすい・落としにくかったりとしますので、気になる方はご自分で塗装されることも検討ください。

塗装するスペースないし!って方は、蜜ロウワックスなんていかがでしょうか。ちょっと滑りやすくなってしまうと思うのでステップ部に塗るのはやや心配ですが、設置状態で塗れてしまうので良さそうです。

塗装必須だけど時間もスキルもないから代わりにやって!という方のために、オプションでも用意しましたので、お申し付けください。

うんていやぐらの種類とお値段

うんていやぐら組立キット(ver.2.0)の価格をお示しします。

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標準仕様とオプション価格(税込み)概要
標準仕様69,000円長さ:180cm
肋木あり
①肋木なし-5,000円肋木→架台に変更
②長さ変更
 (3400mmまで/5mm単位)
1,805-2,000mm:+3,000円
2,005~2,200mm:+6,000円
・・・
3,205~3,400mm:+24,000円
20cm延長を目安にバーも+1本
設置場所までの搬入経路を十分にご確認下さい
③塗装+30,000円柱・梁を白orクリアで塗装します
バーはクリア塗装(木目)のままです
その他カスタム対応可能要相談柔軟に対応します
幅変更、小型化、バーを細く、ボルダリング追加等

これに地域ごとに異なる送料を加えたものが総お支払額になります。

オーダー内容

うんていやぐらは様々な設置場所に対応できるよう、セミオーダー方式を採用しています。基本の形は上述の通りですが、いくつかの仕様を選択することが可能です。

  • 天井高さ
  • うんてい長さ
  • 塗装
  • 肋木なし
  • うんていバー間隔変更
  • 畳仕様
  • アジャスター部の金具の塗装なし
  • ボルダリングウォール

順に説明します。

天井高さ

うんていやぐらは天井と床との間で柱を突っ張り、転倒を防止する仕様です。一方、天井高さは家・部屋によって様々。そのため、お客様の方で天井高さを計測してご連絡いただく形をとっています。

誤差は±5mm程度は十分に許容できますので、通常のメジャーを使って壁際で測っていただければ大丈夫です。不安な場合は、レーザー距離計を使うと簡単ですし確実です。

うんてい長さ

5mm単位でご指定いただけます。壁から壁までの設置がおすすめですが、ギリギリ過ぎると引き起こしの時に壁紙を傷つけたり、ちょっとした計測上・製作上の誤差で入らない、なんてことがありますので、10~20mmくらい小さめにされるのをおすすめします。

また、床側には巾木があることが多いので、その分(だいたい5mmくらい)も長さに考慮ください。

こちらもメジャー計測で大丈夫ですが、不安な場合は先ほどのレーザー距離計を使うと簡単・確実です。

塗装

標準仕様ではバー以外は無塗装ですが、それ以外の部分(梁や柱、ステップなど)を塗装するサービスです。白もしくはクリア(木目)塗装をお選びいただけます。

肋木なし

標準仕様は肋木付ですが、不要な場合は両側ともに架台にして、-5,000円できます。

うんていバー間隔変更

標準仕様ではバー中心で200mmですが、これをもっと広げるような変更が可能です。参考までに、公園遊具等では、万が一の場合に頭が挟まらないように、230mm以上の隙間を設けることが推奨されています。これを満たす場合、うんていバー間隔は265mm(バー中心間距離)でご指定下さい。

なお、標準仕様の200mmの考え方として、狭い方が落下リスクを減らせること、および公園うんていと違って自宅設置のうんていやぐらの場合はうんていの上に立つ・座るなどはできない(ほふく前進のみ)ことから、200mmの方がリスクが低いと考え、設定しております。

畳仕様

アジャスター部の金具の塗装なし

アジャスター部の金具には標準で白塗装を施していますが、元のシルバーがお好みの場合は塗装なしシルバーのまま納めることが可能ですので、お申し付けください。

ボルダリングウォール

架台側にボルダリングウォールを追加するオプションもご用意しました。M10爪付ナットを仕込んだウォールで、ホールドはお客様の方でお好きなものをご準備ください。

幅は600mmだと架台とちょうど同じ幅(上の写真のケース)で、最大900mmまで指定可能です。600mm以上の場合は片持ちで出っ張る形となります。

標準では塗装なしで、クリア塗装・白塗装が必要な場合はうんていやぐらの塗装代とは別に+10,000円となります。

壁寄せ設置

うんていやぐらの長辺側を壁に寄せたい場合、最新仕様の天井板だと横に出っ張っているため壁と干渉して寄せられません。そのため、壁寄せ設置される場合(もしくは将来的に壁寄せ設置に変更する可能性がある場合)は、「壁寄せ設置に該当しますか」で「はい」を選択ください。

梱包・送料

大型の商品になりますので、結構高くつきます。関東から発送のため、配送先によって送料に差がつく点、ご了承ください。また、カスタマイズ内容によっては送料が増すことがあります。

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エリア梱包・送料(税込み)
東京・神奈川・千葉・埼玉
・群馬・栃木・茨城・福島
17,000円
宮城・山形・新潟・岐阜・愛知18,000円
富山・石川・三重・滋賀・奈良19,000円
岩手・京都20,000円
福井・大阪・兵庫21,000円
秋田22,000円
徳島23,000円
青森・鳥取・岡山24,000円
香川25,000円
島根・広島・愛媛・高知26,000円
山口27,000円
北海道28,000円
福岡・佐賀29,000円
長崎・大分・熊本31,000円
宮崎・鹿児島33,000円
沖縄50,000円
その他、離島など要相談

上記の送料は、当方負担により多少安価に設定しております。万が一、お客様都合でこちらへ返送の場合は、上記よりも高額になると思われます。予めご了承ください。

送料の改定履歴

仕様や状況変化等に伴い、適宜送料の改定を行いますので、ご了承下さい。こちらに送料の変更履歴を載せていきます。お申し込み頂いた時点の送料を適用いたします。

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改定日概要
2022年6月16日初版
2022年6月20日全エリアの送料改定
2023年2月3日全エリアの送料改定
2023年8月17日全エリアの送料改定(配送業者の値上げ)

具体例:標準仕様で東京に発送するケース

うんていやぐら
これが標準仕様
  • 標準仕様:69,000円
  • 送料@東京:16,000円

の合計で85,000円(税込)がお支払い総額となります。

オススメの組み合わせ遊具

うんていやぐらは、うんていである前にですので、色々な吊り系・自重系遊具を垂らして設置頂けます。以下にオススメのものを提示します。

ターザンロープ

こういう遊びができるように設計したうんていやぐらなので、ロープはもうマストで付けてくださいお願いします!

つり輪

うんてい×つり輪

ロープとはまた違った遊び方ができるつり輪もオススメ。上の写真のように梁に直接取り付けてもいいですし、「梁ベルト&カラビナ」を使って着脱しやすいようにしても良いです。

ハンモック

もはやブランコ

がっしりなうんていやぐらなら、ハンモックの概念を覆すような遊びもできます。もちろん、イメージ通りのユラユラ癒しタイムもできます。

ただ、遊具としてはロープ・つり輪ほどはおすすめしていません。体への負荷が小さいからです。鍛えられてる感はあまりありません。

とは言え、公園のブランコよりはいくらか不安定なため、体幹が鍛えられている感はあります。5~6歳になってロープ・つり輪を余裕でできるようになり、もうひとつ遊具欲しいなーと思ってきたころの導入がオススメです。

ハンモックの設置にあたっては、私が考えた「梁ベルト&カラビナ」の購入をおすすめします。ただのロープとカラビナですが、これにより着脱が簡単になります。

クッションブロック

肋木

うんていやぐらは高さのある遊具ですので、うんていや肋木で遊ぶ際にケガのリスクがあります。またマンションの場合は近隣への騒音も対策しなければなりません。

クッションブロックがあれば、安全・防音対策として機能しますので、オススメです。クッションブロック自体が秀逸遊具ですので、この機に導入をぜひご検討下さい。

オリジナル製品も用意しました

「ちょうど良いのが巷にないなら、自分で作ってしまえ」ということで、以下のオリジナル商品も製作・販売しています。うんていやぐらと併せてご検討ください。

スクロールできます
組み合わせ遊具価格(税込み)概要
ターザンロープ
(Φ24mm×3.2m)
7,500円/本・最初のロープとして適切な太さ24mm
・コブが4個作れる絶妙な長さ3.2m
・その他サイズも相談ください
梁ベルト&カラビナ2,200円/個・梁にハンモックやつり輪を簡単に着脱可能
・ハンモックやつり輪に使うには2個必要です
クッションブロック
(6個セット)
64,900円/セット・サイズ:80cm×40cm×厚み15cm
・送料込み
・カラーは全108色から選択可能
・数量や厚みの変更は相談ください

うんていやぐらの組み立て方

組み立て方をここでお示しします。特殊な工具や技能が必要ないようにデザインしましたが、対応できそうか予めご確認ください。

また、本記事でお示しする手順はver.1.3時のもののため、最新のバージョンでは細かい部分が異なります。詳細は申し込み手続きの中でお渡しする取扱説明書にてご確認頂き、本記事では大まかな作業の規模・難易度を把握頂ければ幸いです。

必要な工具
  1. 17mmスパナ×2本
    • ボルトナット締結に使います
    • モンキーでも代用可能
  2. プラスドライバー
    • ビス留めとつっぱり金具の固定に使います
  3. 直角ななにか
    • 足の垂直さを確認する際に使います
    • 箱でもなんでも直角があればOK
    • 曲尺(かねじゃく)がオススメ
うんていやぐら組み立てに必要な工具
STEP
開梱し、内容物を確認してください
標準仕様の内容物
  1. うんてい ×1式
  2. 肋木 ×1式
  3. 架台 ×1式
  4. 天井板(つっぱり金具付き) ×2式
  5. つっぱり金具固定用ビス ×16本
  6. ボルト・ナット・ワッシャ ×8式
  7. ナットキャップ ×16個
  8. ステップ固定用ビス ×2本
  9. すべり止めシート ×2枚
うんていやぐら構成品
うんていやぐら構成品
うんていやぐら構成品
多めに入ってたらラッキー(予備です)
STEP
横置き状態で組み立てます
架台の上段ステップの固定
架台の上段ステップを正規位置でビス留め
【プラスドライバーの出番(1回目)】
うんていやぐらの仮組み
横にしてうんていを肋木・架台の間に嵌めて仮組みします
仮組み状態
この後起こす分も考慮して、約3mのスペースが必要
ボルト締結
手前だけボルトナットで仮留め(手締め)しておきます
左右2か所ずつ計4つ
「ナットが外」の方がオススメ
STEP
起立させます
すべり止めシートを敷く
足にすべり止めシート(あとで天井板に挿入するやつ)を敷くと
起こしやすいですし床も傷つきにくいです
うんていやぐらの起立
起立!

起立させたら、全ボルト挿入箇所(床と接地していた残り4か所)にボルトを挿入し、ナットで仮留め(手締め)してください。そのあと、設置場所へ移動します。

STEP
突っ張ります
垂直出し
4本の柱それぞれが垂直に立つように調整します
【直角ななにか(曲尺)の出番】
天井板+つっぱり金具を挿入する
天井板+つっぱり金具を挿入する
(高い所での作業なので落下など要注意)
すべり止めシート
天井板の上には付属の滑り止めシートを敷いてください
(なくても大丈夫ですが、保険です)
つっぱり金具をくるくるやって突っ張る
【プラスドライバーの出番(2回目)】
金具についてるクッション(黒い所)がつぶれて、金属部(白い所)と木材の隙間に爪が入らないくらいになるまで締め付ける
STEP
ボルトを本締めして仕上げます
バーにしっかり体重をかけてボルトの位置を安定させます
ボルトナットを本締めする
【17mmスパナ(もしくはモンキー)の出番】
※私は左手モンキー・右手スパナ
緩まない程度に締めればOK
ワッシャがミシミシと木にめり込み出したらちょっとやり過ぎ(でも別にOK)
ナットキャップ
ナットキャップを嵌めます(かわいいでしょ)
その際、ワッシャとの間にちょっと隙間空けておくと、いざ外すときに苦労が少ないです
つっぱり金具をビスで柱に固定します
【プラスドライバーの出番(3回目)】
STEP
大人によるグワングワンテスト
子供が遊ぶより激しく遊んでみてください
もし滑って動くようであれば、つっぱり金具を増し締めしてください

うんていやぐら組立キットご購入にあたっての注意事項

うんていやぐら組立キットは、私のこれまでの子育て・DIYの経験・知識・スキルをフル動員してデザインした渾身の一品ですが、紛れもなく素人設計・素人製作です。その点を十分ご理解いただいた上で、購入を検討ください。

「代わりにDIYしてもらった」くらいの認識でお願いします

  • 目安の耐荷重として80kgと設定しておりますが、つっぱりの状態や使用環境によって変動しますので、「絶対に大丈夫」と保証することはできません。使用前・定期的なテストを大人の体で実施の上、自己責任での使用をお願いします。
  • 木材は寒暖差で伸び縮みしますし、時間経過でなじみも出ますので、つっぱりに緩みがないかは注意してみてください。特に設置の翌日は要チェックです。木材等になじみが出て、だいたい緩んでいます。
  • 吊るし系遊具のうち、ハンモックやつり輪などは「輪っか」が形成されやすいため、子供の首がしまるリスクがあります。見守りができないタイミングでは使用できないよう、適宜取り外す等で対応ください。その点、ロープは当該リスクが低いので最もオススメの吊るし系遊具です。
  • 天井と床の間で強く突っ張る仕様ですので、特に天井側には跡が付く可能性があります。

注文方法

申込みはこちらから。専用フォーム(以降のやり取りはメール)のほかに、Twitter及びInstagramのDMをご用意しています。

【2023年2月】
本記事に反映できていない注意事項がございますので、お申し込み前に以下のTwitter投稿にてご確認をお願い致します。

注文の流れ

  • お支払いは、④正式契約後から⑧商品到着後1週間以内を目途にお願いします
  • ④以降はキャンセル不可です
  • 納期は通常約3週間ですが、受注状況によりお待たせするかもしれませんのでご了承下さい

うんていやぐら組立キットまとめ

うんていやぐら

わが家のおうち動育経験の集大成とも言える「うんていやぐら」。その組立キットをリリースできることに、正直とても興奮しています。導入いただいたみなさんからの感想や体験談が今からとても楽しみです。

また、設置後の写真・動画やご意見、レビューなどは、本記事最下部のコメント欄や問い合わせをご利用いただくか、TwitterやInstagramで#動育をつけて投稿いただければとても嬉しいです。全部見に行きます!

ご注文、お待ちしてます!

ご注文の前に、こちらのtweetをご確認ください。注文フォームに登場する言葉(”下地チェック”や”壁寄せ”など)もこのtweetの中で説明しています。

うんていやぐら組立キットをリリース

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