おうち動育を進めたいと思っても、私が本ブログでご紹介している遊具類にDIYによるものも多く、導入ハードルが高いと感じる人も多いのではないかと思っています。

そんな時間も精神も残ってないのよ…
そこで、2022年春から動育.jpというサイトを開設し、一級建築士と熟練の大工による運動環境に特化したリフォームサービス「おうち動育プロ」をリリースしました。


おうち動育プロは、以下のような方を想定して提供しています。
- 子どもたちが自宅で好きなだけ体を動かせるようにしてあげたいが、どうすれば良いかわからず何もできなくてモヤモヤしている
- 設置したい遊具があるが、自分ではできないし、誰に頼めばいいかもわからない
- 子供が遊ぶ遊具だから、DIYだと安全性に不安がある
- マンションだから・賃貸だから無理と諦めている
DIY不要の「手軽さ」と建築のプロの頭脳・腕で設計・施工することで手に入れられる「安心・安全」が最大の売りですが、その分コストも高くついてしまいます。徹底的に無駄を省いて低コスト化は図っていますが、プロの実動工数を考慮するとどうしても数十万円オーダーとなってくるサービスです。



大型遊具なので、本当に遊んでくれるだろうか、ジャマにならないだろうかなど考えが巡って、投資価値の判断が難しいですよね
おかげさまで一定の評価は頂いていますが、コストの面でハードルが高いと感じる方がいらっしゃるのも事実。そのため、「子どもたちが自宅で好きなだけ体を動かせるようにしてあげたい」と考えるすべての家への普及のためには、別の解決策が必要なようです。



このままでは私の夢「一家に一台、うんていやぐら!」構想(初登場)が進みません!



夢増えてない?
ということで、もっとおうち遊具の導入ハードルを下げる策を検討しました。ひとつの方向性として徹底的な低コスト化です。
私が出した答えがこちら。その名も「うんていやぐら組立キット」。これを販売して日本全国にお届けします。





わが家3台目のうんてい(試作時だけ)
こちらは以下のような方を想定したサービスです。
- 子どもたちが自宅で好きなだけ体を動かせるように環境整備してあげたいが、時間と精神に余裕がなくモヤモヤしている
- DIYで作る意気込みはあるが、電動工具もないしスキルもないから自分では難しい。誰か代わりに作ってほしいと思っている
- マンションだから無理・賃貸だから無理と諦めている
本記事では、この「うんていやぐら」及びその組立キットの詳細についてお示しします。
唯一無二?うんていやぐらの特徴
「自宅に置けるうんてい」は、巷にもいくつか製品がありますが、私の開発したうんていやぐらには他にはないオリジナリティがあると思っています。具体的には以下です。
- 0歳児から大人まで使える!汎用性高い大型遊具
- 大型なのに(そんなに)ジャマにならない
- 組立簡単!電動ドリルもDIY経験も不要
- 安い!徹底的に低コストを追求
0歳児から大人まで使える!汎用性高い大型遊具


わが家での経験上、ロープやつり輪などの吊り系・自重系遊具は、握力や体幹を鍛えるのに効果的で、かつコンパクトなため生活の邪魔にならない秀逸な遊具であると考えています。また、飛んだり跳ねたりが比較的少ない遊び方ができる点も、マンション住まいで近所迷惑を気にする我が家には非常にフィットしています。


わが家の下の子は0歳からロープに親しみ、2歳で登り始めました。


でもそんな秀逸吊り系遊具を設置しようにも、現代では「梁」のある家はなかなかありません。わが家のようにマンションならなおさら。
そこでうんていやぐら。これであれば天井のある場所ならどこにでも梁が設置できます。そしてそこからなんでも垂らせます。
巷で販売されている雲梯は置き型のため、吊り系遊具でガシガシ遊ぶと転倒リスクがありますが、うんていやぐらは吊り系遊具で遊ぶことを最優先した設計でありつっぱり型を採用しているため、思いっきりスイングできます。こんな感じ。
大人がグワングワンやっても大丈夫ですので、懸垂などのエクササイズにも活用できます。
ハンモックをぶら下げて大人の癒しタイムも充実!?



憧れのハンモックのある暮らし(私は使ってないけど)
大型なのに(そんなに)邪魔にならない


これは試作品としてリビングのど真ん中に鎮座させた例なので生活のジャマに見えますが、置き場所を工夫することで一気に部屋に溶け込ませることができます。
具体的には、片端もしくは両端を壁に寄せると、すっきり。本商品を使ってのどんぴしゃちょうど良い例はまだありませんが、おうち動育プロの例で3ケース、イメージをご紹介します。




もう片側(肋木)は角合わせとしてリビングに溶け込ませました
家の中って、床は取り合いが激しいので家具も含め置き型は設置場所に難儀しますが、うんていやぐらは柱(脚)こそ立つもののシュッとしてますので、意外と場所はとりません。





上の空間はたいがい空いてるので有効活用します
うんてい長さは3.6mまででしたら任意で設定可能ですので、壁から壁までうんてい渡しのスッキリ設置はいかがでしょうか。



壁寄せの方がより安定感・安心感も増します



ブランコできるスペースは確保してね!
組立簡単!電動ドリルもDIYスキルも不要


※画像は最新仕様と一部異なります
「組立キット」と銘打っている通り、ユーザー側で組み立てが可能なように設計しました。工具を使うのは、
- ボルトとナットで8か所留める
- 天井に突っ張る
- 小さいビスを留める
の工程のみで、必要となる工具は
- スパナ(17mm)もしくはモンキー
- プラスドライバー
のみです。そして17mmスパナは2つ付属します。
ただし、大型遊具であり重量物になるので、引き起こしなどの工程で小柄な方には難しい可能性もあります。そのため、大人二人での作業を推奨します。



一応、妻でも一人で作業できるように設計しました
安い!徹底的に低コストを追求


ダイナミックに遊べる大型遊具ですが、多くの方に導入頂けるよう低コスト化を図りました。ただし、丸棒にはタモ材を使用するなど、最低限必要と考える品質のためにはコストをかけています。
うんていやぐらの仕様
概要


ダイナミックに遊べるように、安定感があり、かつ懐の深い大きさとしています。特にうんてい下に十分な余裕があることで、吊り系遊具が垂らせて遠慮なくスイング遊びできますし、その懐の深さ・余裕が子供たちの創造力をかき立てると考えています。




うんてい部


素材にはタモ材を使用。いわゆる高級木材ですが、子供が直接触れるところですので、ここにはコストを掛けました。



米ヒバ材であれば半分以下のコストなのですが、強度が弱く、またニオイも気になりましたので、却下しました



その特徴的な臭気のおかげで強い防虫効果を持ち、木造建築では床下などで用いられるそうです
バー長さ(内幅)は45cmを確保。長くし過ぎると強度余裕が減りますし、短すぎると狭くて遊びにくい上、デザイン的にも華奢でイマイチなので、バランスの良い45cmとしています。
バー間隔は、幼児期から遊べるよう20cmにしました。わが家の上の子は5歳のときにはひとつ飛ばししていたくらいの間隔ですが、3歳児にはこれくらいじゃないと難しいようなので、20cmです。頭がハマってしまうリスクがあるので、見守りを徹底ください。



頭が挟まるリスクを極力下げたい場合は、バー間隔を265mmでご指定下さい



間隔を広げすぎると逆に落下しやすくなるもなりますので、良いバランスをご検討ください
バー太さは32mmに設定。巷のうんていでは「子供が握れない」という理由で24mm太さのものが主流なようですが、わが家の経験上、3歳児(身長90cm)でも32mmを問題なく握れる上、材料強度も運動強度も高いため、32mmを選択しました。


肋木部
肋木付きを標準仕様としています。幼少期から目線の高さを変える経験は、成長にとって良い働きをすると考えるためです。


(これは別のうんていやぐら)
ただし、まだジャンプもできないような乳児には無用にリスクが高すぎるので、小さくて筋力の小さい子供が登れないように最下段のバー高さを45cmに設定し、リスク低減を図っています。
バーの素材・塗装・太さはうんていと同じです。幅とピッチが異なります。
架台部


最下段のステップは肋木と同じ考え方で45cm。また上段ステップについては、身長100cmくらいでやっとうんていに届くように75cmで設定しています。
塗装


子供たちの手が直接触れるバー部はクリア塗装が施されています。ツヤツヤのため汚れが付きにくく、サッとお掃除も可能。
一方、梁や柱部は未塗装です。これはひとえに低コスト化のためです。
とは言え、ササクレなどで手をけがしてしまってはいけませんし、手触りが悪い遊具は子供たちが近寄りがたくなってしまい本末転倒ですので、表面や角の研磨を電動工具により念入りに行っています。





この工程は正直かなり大変なんですが、最低限の安心安全のために抜くことができませんでした
未塗装だと、日光が当たるおうちであれば日焼けをしたり、また汚れが付きやすい・落としにくかったりとしますので、気になる方はご自分で塗装されることも検討ください。


塗装するスペースないし!って方は、蜜ロウワックスなんていかがでしょうか。ちょっと滑りやすくなってしまうと思うのでステップ部に塗るのはやや心配ですが、設置状態で塗れてしまうので良さそうです。


塗装必須だけど時間もスキルもないから代わりにやって!という方のために、オプションでも用意しましたので、お申し付けください。
うんていやぐらの種類とお値段
オススメの組み合わせ遊具
うんていやぐらは、うんていである前に梁ですので、色々な吊り系・自重系遊具を垂らして設置頂けます。以下にオススメのものを提示します。
ターザンロープ
こういう遊びができるように設計したうんていやぐらなので、ロープはもうマストで付けてくださいお願いします!


つり輪


ロープとはまた違った遊び方ができるつり輪もオススメ。上の写真のように梁に直接取り付けてもいいですし、「梁ベルト&カラビナ」を使って着脱しやすいようにしても良いです。


ハンモック
がっしりなうんていやぐらなら、ハンモックの概念を覆すような遊びもできます。もちろん、イメージ通りのユラユラ癒しタイムもできます。
ただ、遊具としてはロープ・つり輪ほどはおすすめしていません。体への負荷が小さいからです。鍛えられてる感はあまりありません。
とは言え、公園のブランコよりはいくらか不安定なため、体幹が鍛えられている感はあります。5~6歳になってロープ・つり輪を余裕でできるようになり、もうひとつ遊具欲しいなーと思ってきたころの導入がオススメです。
ハンモックの設置にあたっては、私が考えた「梁ベルト&カラビナ」の購入をおすすめします。ただのロープとカラビナですが、これにより着脱が簡単になります。
クッションブロック


うんていやぐらは高さのある遊具ですので、うんていや肋木で遊ぶ際にケガのリスクがあります。またマンションの場合は近隣への騒音も対策しなければなりません。
クッションブロックがあれば、安全・防音対策として機能しますので、オススメです。クッションブロック自体が秀逸遊具ですので、この機に導入をぜひご検討下さい。


うんていやぐらの組み立て方
うんていやぐら組立キットご購入にあたっての注意事項
うんていやぐら組立キットは、私のこれまでの子育て・DIYの経験・知識・スキルをフル動員してデザインした渾身の一品ですが、紛れもなく素人設計・素人製作です。その点を十分ご理解いただいた上で、購入を検討ください。



「代わりにDIYしてもらった」くらいの認識でお願いします
- 目安の耐荷重として80kgと設定しておりますが、つっぱりの状態や使用環境によって変動しますので、「絶対に大丈夫」と保証することはできません。使用前・定期的なテストを大人の体で実施の上、自己責任での使用をお願いします。
- 木材は寒暖差で伸び縮みしますし、時間経過でなじみも出ますので、つっぱりに緩みがないかは注意してみてください。特に設置の翌日は要チェックです。木材等になじみが出て、だいたい緩んでいます。
- 吊るし系遊具のうち、ハンモックやつり輪などは「輪っか」が形成されやすいため、子供の首がしまるリスクがあります。見守りができないタイミングでは使用できないよう、適宜取り外す等で対応ください。その点、ロープは当該リスクが低いので最もオススメの吊るし系遊具です。
- 天井と床の間で強く突っ張る仕様ですので、特に天井側には跡が付く可能性があります。
注文方法
申込みはGRAVOのページよりお願いします。お見積もり額も簡単にご確認頂けます。
うんていやぐら組立キットまとめ


わが家のおうち動育経験の集大成とも言える「うんていやぐら」。その組立キットをリリースできることに、正直とても興奮しています。導入いただいたみなさんからの感想や体験談が今からとても楽しみです。
また、設置後の写真・動画やご意見、レビューなどは、本記事最下部のコメント欄や問い合わせをご利用いただくか、TwitterやInstagramで#うんていやぐらをつけて投稿いただければとても嬉しいです。全部見に行きます!



ご注文、お待ちしてます!


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