ようこそお越しくださいました。
当ブログ『Do育(どぅーいく)』運営者の”れもん飛行機”(@lemonaiplane)です。
2児の子育てと宇宙開発をやっています。
当ブログでは、一大プロジェクトである子育てを楽しく愉快に実行しながら、その具体的な中身や考え方を公開しています。
少しでも誰かの役に立てれば幸いです
子供は宝。
自分の子供を持つ前からそう思っていましたが、子育てをしている今はもう宝って言葉じゃ言い足りないくらいのとにかく大切で愛おしい存在です。
そんなわが子にはしっかり自立して幸せになってほしいと、心から思います。
その実現のために親が出来ることはたくさんあるはず。
しかし子供の成長は恐ろしいほどに早く、またちょっとしたことが大きな影響を与えてしまうようなことが多々あります。
スピーディーかつセンシティブ!
そこでわが家では、明確なポリシーを持ってスッと軸芯の通った行動を徹底することで、極力後悔のない全力子育て生活を目指します。
特徴としては「動育」という考え方を導入しますので、一般的な「教育パパママ」とはちょっと違い、
知識の詰め込みは後回しにして、主に運動によって体・脳・心の基礎性能を上げることに注力します。
以降に『Do育』のポリシーとして、理念と行動宣言をまとめます。また、Do育を実践する家族構成や環境条件についても示しておきます。
私も勉強しながらなので、どんどんアップデートしていきます!
理念
不透明な未来において、どんな環境に身を置かれたとしても、子供たちには幸せを感じて生きてほしい。
そのために必要な生命力としなやかに生きる力を、親の全力を使って醸成してあげたいと思っています。
これが実現できれば、自分はもちろんきっと周りの人間をも幸せにさせられる人間に仕上がるはず。そんな形でも、社会に貢献できればと考えています。
行動宣言
子供は天才で自由
子供と生活していると、「えっ、そんなこと覚えてるの?」とか「すごい発想するな」とか思うことが毎日のようにあります。
「れもん飛行機」も僕が2歳のときに生みだしたよ
新鮮な脳というのはこうも素晴らしく高性能なものかと感心すると同時に、しょうもないものを詰め込んだり性能を落としたりすることは極力避けなければという責任感にかられる日々。
また、子供たちの可能性は無限大です。それだけに、今後の環境や言動など親が与えることになるすべての刺激が、その可能性に影響を与えるということに配慮しなければなりません。
子供は天才で自由。この大前提を常に忘れることなく、彼らの性能を伸ばし、これから見つけるあろう「好きなこと、ワクワクすること」で活躍し、社会貢献できる人間になるように育てたいです。
そのためには大前提として自立することが必要です。特に幼少期は、可能な限りの良環境こそふんだんに与えるものの、過剰にサポートすることなく見守ることを極力徹底したいと思います。
冒険心を大切にし、「やっちゃだめ」を極力言わないように努めます
危ない行動を見守るのはハラハラドキドキするけどね
もちろん、大きなケガをしたり死ぬようなことがあっては本末転倒です。そのような重大リスクに対しては環境を与える段階でリスク低減します。
強靭な基礎力を
しなやかに生きるためには、どんな外乱・逆境にも負けない強靭な基礎力が必要です。
基礎がしっかりできていれば、その上にどんなものでも築くことができる。そう考えるので、中学生くらいまでの間はこの基礎を太く頼もしいものにすることに注力します。
ここで言う基礎は、体・脳のみならず、心の力も含まれます。強い心、しなやかな心が幸せな生活には不可欠だと、大人になってから特にそう思うからです。
以降で、私が「基礎力」と考えるものをすべて挙げ、それらの向上のための具体的なアプローチを示していきます。
基礎力があれば学校の勉強なんてちょちょいのちょいよ!
知らんけど
「動育」の導入による人間性の向上
基礎的な性能向上には「動育」の考え方を導入します。 運動、すなわち遊びによって、体は元より脳・心の性能を含めた「人間性」を向上させる、というものです。
多種多様な動きを通して初めて、運動の神経回路を体中に張り巡らせることが可能となります。この神経回路は、多様であるほど歳をとったときに専門性の高い技術習得が早くなると言われているます。そのため、同じ運動ばかりではなくいろいろな動きを子供たちには経験させます。
また運動が心へ与える好影響も立証されています。ニューヨークタイムズが2000年1月に取り上げた記事は当時あまり脚光を浴びなかったようですが、衝撃的なものです。なんでも「うつの治療には、セルトラリン(抗うつ薬)よりも運動の方が効果が高いことを証明した」とのこと。
近年うつ病などの精神疾患が周りにも多いなぁと感じるのは、運動不足というのもひとつの理由なのかもしれません。子供には健やかな心の持ち主でいてほしいため、投薬に頼るのではなく運動により健全にセロトニンを生成できる人間になってほしいです。
このように脳・心にも良い影響を与える運動を、基本的には外遊びを積極的に行うことで与えますが、家の中にいる時間ももったいないと考えます。悪天候や朝晩もなるべく運動させたいですから。
体力があり余ってると寝かしつけが大変なのよね
そのため外遊びはもちろん、家の中にもたくさんの室内遊具を用意し、バリアフリーとは完全に逆行したバリアだらけな家として、子供たちに運動する機会を半ば強制的に与えます。
ただ、家の中をアスレチックにするためには広い家の方が有利ですが、わが家は日本にある普通のマンションなので、もれなく狭い。
そのため、DIYを駆使した快適住まいを実現し、家の中をすっきりさせて家事を極力効率的に行えるよう配慮し、子育てに注力します。
行動力を身につける
本サイト名の「Do」に込めた願いのひとつ、それが行動力・実行力。情報にあふれる現代にあって、インプットは簡単ですがそれをアウトプット、行動・実行するのはむしろ難しくなっているように思います。情報が多すぎてそれに収集することに躍起になったり、デメリットにフォーカスしすぎて行動できなくなるといったことは、私自身大いに実感するところです。
幸せのためには知識も必要ですが、それを実行に移さないと始まりません。子供たちにはこの行動力・実行力をつけさせてあげたいと考えます。
行動力・実行力の育成に必要な能力・スキルは何でしょうか。私は「バイタリティ」と「モチベーション管理力」と考えます。
動育により体・脳・心を鍛えてバイタリティを養うとともに、子供たち数多くのワクワクを体験させることで、モチベーションが実行動に結びつくという人間の習性を体感させます。
勉強もあそび!楽しむよ!
原理原則を知る
情報があふれる社会になると、自分でその情報を取捨選択する必要があります。その際に基準とするのは(当時の)自分の価値観となりがちですが、変わらない原理原則というものは存在します。
この宇宙・社会に存在する原理原則を知ることは、いつの時代・環境でも生きていくための永久不変の最強武器であると思います。
本質を見抜く
また同じように、いろいろな物事に対して本質を見抜く力をつけさせてあげたいと考えます。ルールがどんどん増える現代社会ですが、それらはツールであり本質ではないことに早く気付き、本当に大切なこと・モノ・人を守れる人間になってほしい。そのためにも、物事を常に疑い、本質を見抜こうとする癖を醸成したいです。
屁理屈人間にならないよう気をつけなきゃね
与えられた課題を黙々とこなすことは、解く力のトレーニングとしては有効です。また与えられた仕事を着実にこなすことも、大きな仕事の達成には必要不可欠です。
しかしながら「なぜそれをやる必要があるのか」「何のためにやっているのか」に思いを馳せた上で取り組むことで、その有効性・効率性が上がることは疑いようの余地がありません。
子供たちには本質を見抜く癖を付けた上で、広い視野で物事を考え、行動を選択する人間になってほしいです。
己を知る
物事の本質を見抜きポイントを押さえることができても、自分のことを良く理解していないと行動を誤ります。
「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」孫子だよ
幼少期にはなかなか難しい課題かと思いますが、自分の特徴・良いところ・悪いところなどに興味を持ち、それに応じた行動をとるように教えたいと思います。
育て、育てられる
ここまで偉そうなことを書いてきましたが、じゃあ私が全部実現できているかと言うと、そんなことはありません。しかしそうありたい、そうなりたいと常に考えています。
勉強し続ける
子供にとっての一番の先生・模範は親です。そんな親、すなわち私たち自身がワクワクし続けるハッピー人間でいることが、子供たちの健やかな成長にとって欠かせない条件だと思いますので、自分の成長にも注力します。
子供を育てる中でなるべき人間・なりたい人間を思い描き、自分自身もそれに近づけるように努力する。こうゆうサイクルを回していきたいと思います。
子育ては親育て
実行力を身に着ける
特に実行力の部分は、自分でも今足りていないと思う能力No.1です。勉強は好きなのでどんどん知識は増やすのですが、それを元に行動を起こして生活を変えられているかというと、必ずしもそうではありません。
頭でっかちはキライ
そんな自分とはおさらばしたいため、「I’ll do it.(俺がやるよ)」の精神で、本ブログでアウトプットを続けていきたいと思います。
また、本業の宇宙開発で培ったメソッドも子育てに積極的に活かしていきます。プロジェクト管理、リスク管理などのマネジメント手法は、育児・家事でも非常に有用です。
なお、本ブログでは書籍等での勉強で得た知識に加え、極力私の実体験・考えを織り交ぜた主張を載せることとします。
パイの取り合いには参加しないようにしたい
子供も先生
また、子供にとって親は先生となりますが、私たち親にとっても子供が先生となる面も見逃せません。
子供は楽しむ天才です。私たち親も、自分の人生を楽しく豊かなものにするために目の前の子供たちから楽しむ術を勉強させてもらおうと思います。
DO育実践家族の構成と環境条件
本ブログでは、実データでDo育の成果を検証することを目的として育児記録も可能な限りで公開します。
でも育児って、じじばばのサポート有無や住環境によって状況かなり異なりますよね。
ということで、「DO育」を実行する私の家族について、その構成と環境条件についても参考までに示しておきます。
父/夫
どうぞよろしくお願いします
- 1985年に兵庫県で生まれる(阪神タイガース優勝の年)
- 本業は宇宙開発と2児の父業
- 運動大好き。毎日昼休みの時間を使ってスポーツ
- 言われて嬉しい言葉:「変わってる」
- 言われたくない言葉:「普通」
- 座右の銘は「一石二鳥」
- 平成はこう生きました
母/妻
みなさんはじめまして
- 1986年に兵庫県で生まれる(阪神タイガース優勝の翌年)
- 管理栄養士の資格を持ちながら保険会社で働き、現在は専業主婦
- きれい好きの完璧主義
- 合理主義で心配性
- 共感されるのが好き
- 冷たくされるのが嫌い
長男(上の子)
やっほー★
- テラ(仮名):ラテン語で”地球”
- 2015年12月生まれのお調子者男子
- 乳児期は無愛想、今も外では無愛想
- 体も態度も少し大きめ。特に頭がでかい。
- TVをじっと見がち(CMでも関係なし)
長女(下の子)
たのしー♪
- ルナ(仮名):ラテン語で”月”
- 2018年6月生まれの愛嬌満点女子
- 生まれた5分後からニコニコしていて愛想がいい
- 体の大きさは普通。頭はでかい。
- TVに興味なし。ずっと動いてる。
- 1歳後半は家に起きてる時間の1/3をロープ・つり輪にぶら下がって過ごす(ほぼサル)
環境条件
- 北関東在住
- 夫婦とも実家は関西のため、じじばばの子育てサポートはなし
- 分譲マンションを購入済み(約72平米)
- 夫は自転車通勤(約10分)
- 2020年4月よりテレワークメインのワークスタイルに移行
- 週1~2日出社
- 週0~1日出張
- 週3~4日テレワーク
さいごに
どんどん増えてきているように思うブログ等のインターネット情報ですが、育児の実データを元にした有益知識・主張はまだまだ少ないように思います。
これを拡充することは現役で育児にあたる我々の仕事だと、使命感のようにも感じています。
私自身もそれなりに数奇な人生を歩んでいますので、育児含め色々な実体験にもとづく知見・主張をアウトプットして社会に晒すことで、少しでも社会貢献できれば光栄です。
そんなところでうまいこと締まったように思いますので、ポリシーはこの辺にしておきます。
今後とも「Do育」をどうぞご愛顧くださいませ。
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