家事を担当している妻が言うんです。
料理しながら録画番組見たいー
けどリビングのテレビつけたら子供達も見て遊びやめちゃうからいやや
てかテレビだけじゃなくてyoutubeとかネット番組とか見たい
妻に気持ちよく家事をしてもらうための改善は、わが家にとっては優先順位の高い案件です。ということでこれらの要望を満足すべく、いろいろ調べてシステム検討しました。
行き着いたのは「タッチパネル式PC用モニター」と「モニターアーム」と「パソコン」と「nasne」を使う方法です。
それぞれ細かいことは一部別記事にしますが、ここではシステム選定、及びモニター選定についてご紹介します。
やりたいこと(要求)の整理
妻の要望に私の要望を(しれっと)加えると、わが家でやりたいことというのは具体的には以下になります。
- キッチンでテレビがみたい
- インターネット上のレシピをキッチンで見たい
- ダイニングでご飯食べながらテレビ見たい
- ダイニングでパソコン触りたい
これを実現するための策として、思いついては却下した案を、その理由とともにご紹介しておきます。
案1:小さいテレビを買う →却下
一番はじめに思いついたのはこれです。単純に「専用で小さいテレビ置けば良いやん」です。
巷ではいろいろ小さいテレビが売っているので「テレビ機能」を最優先する場合はこれです。候補にしたのはこれ↓
[rakuten id=”izumiya-ty:10064115″ kw=”プライベート・ビエラ 15型”]
これはかなり悩みました。他にはないメリットがあるんです。しかしデメリットが解せなくて却下しました。人によっては最良な選択となると思います。
- ”テレビ”なのでテレビ機能としては最強。電源入れればテレビを見れる。超簡単。
- ”防水”なのでキッチンで濡れた手で触っても壊れない!超良い。
- モニター部とチューナー部が別体で無線接続なので、モニター部だけを持って行けば家中どこでも見れる!お風呂でも見れちゃう!なんてブルジョワ。
- 値段が高い(約5万円)
- パソコンと接続できない
もう「パソコンと接続できない」時点でゲームセットでした。モニタ部・チューナー部ともに接続できません。「お風呂でテレビ」とゆうブルジョア構想は、もう少しお金持ちになってからにお預けとなりました。
がしかし、プレイベートビエラにはパソコン接続できるタイプもあります!これです↓
[rakuten id=”akindo:10165295″ kw=”UN-19FB8″]
これだとモニタ部にHDMI入力がついているので、晴れてパソコンと接続できます!
がしかし、これだとせっかくの「無線で持ち運びできるぜイェイ」機能が台無しです。いやそんなことより何より、どうしても解せないデメリットが。
- 画素数が低い(100万画素)
テレビなので、この大きさ(19型)であれば100万画素で十分なんです。ただ私はパソコンとしても使いたいので、100万画素だと圧倒的画素不足です。アイコンが「でっかくなっちゃった」ってなります。イメージ湧かない人はPCモニタの画素数を試しに100万画素に変更してみてください。アイコンが軒並みでっかくなっちゃいますし、写真とか動画を見ても綺麗に見えません。ひと昔前にタイムスリップした様な感じで、せっかく新しいモニター買うのになんだかなーって気分でもったいない気持ちになることうけあいです。
ということで「小さいテレビを買う」案は却下しました。
案2:パソコン用モニターでいく →採用
パソコン用モニターであれば画素数は申し分ありません。そしてだいたいのモニターはテレビより安いです。機能が少ないので当たり前ですが。ただデメリットがあります。
- 価格がテレビより安い
- 画素数は十分(200万画素(HD)以上は基本的にある)
- モニター単体だとテレビが見れない。録画番組ももちろん見れない
- パソコン接続する場合、操作時にはマウスがいる
- ケーブルだらけになる(電源・映像/音声は最低いる)
それでもわが家はこの「パソコン用モニター」が良案と判断しました。これらすべてのデメリットをシステムレベルで打開したわけです(大げさ)。その経緯をご紹介します。
小さいPC & nasneの導入
まずは以下のBADポイントの攻略です。
- モニター単体だとテレビが見れない。録画番組ももちろん見れない。
対策は、テレビチューナーと記録領域のついている何かを用意してモニターと接続してやれば良いわけです。
この機能だけだったらまず思い浮かぶのは「テレビ番組録画用レコーダー」ですね。個人的に一番使いやすいと思うSONYで例をあげると例えばこれとかです↓
[rakuten id=”pc-bomber-shop:10015495″ kw=”BDZ-FW1000″]
これをモニターの近くに置いてやればまあいいのですが、インターネット・パソコン機能がないので却下です。
というか「パソコン機能」とか言ってる時点でもう選択肢は「パソコン置く」しかありません -_-; 回りくどくてなんかすみません。
ということで小さいパソコンを作りました。
なかなか可愛い感じで仕上がったのでとても満足してます。動画編集もできるくらいのスペックで、トータル6万円くらいでした。ちょうどパソコン買い替えようとしていたタイミングだったので、この程度の出費は許容範囲内でした。これをダイニングにちょこんと置いて使います。
ちょっと本題から脱線しましたが、これでパソコン機能は満足したので、あとはTV機能と録画機能です。これはnasneで解決します。
このnasne、プレイステーション用的な感じで売り出してますけど、プレステなくても全然使えます。すごいところと、あとはデメリットというか敢えて捨てている機能もあるのでまとめます。
この安さと小ささは、他に類を見ません。近年は他メーカーも出してきたようですが、ユーザーインタフェースの観点を勘案すると、nasne一択かと思っています。
で、デメリットがなぜ許容できるかというと、ひとつはまず、モニターにPCのみならずレコーダーも接続するとなったらキッチン・ダイニングがごちゃごちゃするので論外だったので、そもそも直接接続できる必要がなかったことがあります。接続はDLNAを使って、LANで行います。なのでnasneの置き場所も「お風呂場の天井裏サーバールーム」です。
次にディスクドライブついてない問題ですが、今回設置するモニタは「キッチン・ダイニングでの視聴」が目的なので、BD・DVDコンテンツは見ないと割り切りました。BDを見るときはリビングに設置している大きいテレビで見たいですからね。そっちにはPS3があるので問題なしです。
と私の場合は条件的に「nasne一択」でしたが、みなさんが同じとは限らないので、どうしてもディスク付き良いなんて場合は、BDレコーダーにもDLNA機能がついたものが今や当たり前ですので、これを使ってください。というかすでに持っているレコーダーがこれだったら、わざわざnasneを買い足す必要はありませんね。
わが家の場合は同時並行的に「リビングからテレビ台をなくす作戦」を決行して、その一環でBDレコーダーをヤフオクで売っ払っちゃったので、nasneが必要となった次第であります。
すみません、なんだかだいぶ脱線してしまいました^_^;
モニターの選定
あとはもうモニター選べばいいだけです。これはもはや映ればいいって世界かと思いきや、わが家のやりたいことのためにはそうではありません。
というのも、パソコン+nasneでテレビを見ようと思うと、こんな手順になります。
PC起動→アプリ起動→アプリ上で見たい番組・録画データを選ぶ
これを実際の人間の動きに変換すると、
PCの電源ボタンを押す→マウスでアプリアイコンをクリック→マウスでアプリを操作
こんな感じです。めちゃめんどいです!テレビだとリモコンだけでちょちょいなんですけどねー。テレビってすごいですね。
いやけど上述の通り、私はパソコン機能を捨てきれずにテレビを捨てた人間ですから、甘えられません。それでも「キッチンでレシピ見るときにマウス操作」はさすがにアウトです。スタイリッシュさゼロで、私のポリシー(?)に反します。
ここでうーんうーんと悩んでたんですが、こんなときにわが妻はいつも革新的なアイデアをくれます。
タッチできたらいいのにねースマホみたいに
うぉおお!その手があったか!!と目からウロコがほとばしりました。確かに、市販されている「タッチパネル式モニター」は売ってあるのを知っています。なぜかあまり流通していませんが。しかもwindowsも最近は(8から?)タッチに対応しているので、アプリ操作もなんのそのです。
ということで「タッチパネル式モニター」を調べまくった結果、「大きすぎない(20インチくらい)」「一番安いやつ」の条件に当てはまるこれにしました↓
もう最高です。文句なしです。いやうそ、本当は妥協点がひとつだけあります。
それは「色」です。白がよかったんです本当は!
というのもわが家の家具選定時の方針は「極力色味のないもの、できれば白」でして。これは少なくとも子育て時期においては、子供のおもちゃや用具をカラフルなもので揃えがちなので、アクセントはそれらにお任せして、他の家具類は協力これを邪魔しないように大人しくさせようという魂胆からきています。
でもいくら探しても「タッチパネル式モニター」で「20インチくらい」で「白」のやつは見つけられなかったんです-_-; なのでそこは完全に妥協しました。
そんなこんなで選定したモニターをキッチン・ダイニングに設置した話は別記事にまとめていますのでご確認くださいませ↓
まとめ
わが家が豊かな生活を送るために必要な作業として、キッチン・ダイニングでTV・PCを見ることができるシステム検討と、最適なモニター選定をご紹介しました。同じように検討されている方の参考に少しでもなれば幸いです。
みなさんに幸あれっ
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