自宅でのテレワークでは通勤がないのはもちろんのこと、仕事上のコミュニケーションはPCやTELでできてしまう超便利環境なため、デスクから動かざること山の如し生活となりがち。
しかしながらそんな山のような生活をしていると、元来運動狂いの私は心身の調子が狂ってしまい、体重は2ヶ月で3kg減、気持ちにも余裕がなくなっているなと感じるようになりました。
しかしながらそんな山のような生活をしていると、元来運動狂いの私は心身の調子が狂ってしまい、体重は2ヶ月で3kg減、気持ちにも余裕がなくなっているなと感じるようになりました。
じゃあ出勤するかというとしません(宣言)。テレワークの効率の良さは捨てがたく、浮いた通勤時間・精神力の分だけ家事・育児ができるので、少なくとも子供に手がかかるうちは続ける方針です(勝手に)。
子供を家に置いて出かけられるだけで超ラク
そんな良し悪しの板挟みにあっている折、ふと気づきました。自分の家やから環境は好き放題変えれるやんと。ならいっそ、夢のやつやっちゃおうやと。
そう、こんなやつ。
これなら、テレワークの敵「運動不足等による心身の劣化」に抗えるんじゃないか?と考えました。
本記事では、コロナ禍によるゲームチェンジの潮流に乗り、デスク周りをカスタムすることで作業環境の改善を図った結果(発展途上)についてレポートします。
夢を叶えるたびに更新していきます
デスク環境構築の方針
まずは夢(要望)と現実(制約)について整理し、デスク環境構築の方針を描いていきます。
私の仕事(本業)
私の本業は宇宙開発ですがデスクワークが中心で、資料を閲覧したり作ったりすることが多いです。また時期によっては3D CADソフトやCAEソフトを使って設計・解析をすることもあります。
また副業(兼業)も行っていて、個人事業主でもあります。業種としては本ブログも含めたWEBサービスですので、こちらもPC中心の仕事。
すなわちPCが必須であり、一番の相棒。そのため作業のためにはデスクが必要となりますし重要度も高いというわけです。
デスク環境への要望
そんな仕事、すなわちPC操作をいかに快適に行い、いかに心身の健康を維持発展させるかを考えた結果行きついた理想の快適デスク環境は以下の通りです。
- 立ってPC操作できる
- 座ってもPC操作できる
- モニターはなるべく大きく、なるべく多くマウス操作が大変じゃない程度
- デスク上は極力モノを置かずスッキリ
- 自然光が入って明るい
- 適度な開放感
- 癒しの緑(葉っぱ、草)
- 癒しの香り
- 癒しの水流(噴水、湖、滝)
滝、欲しい!
ふんすい、あそぶ!
環境構築における制約
そんな夢のデスク環境を構築するにあたり、同僚も一緒に働いている職場空間でいちサラリーマンが実現させようとすると、なかなか難しいですよね。
一度「バランスボール持ってきていいっすか?」って言ったら「邪魔だやめろ」って一蹴されました。おっしゃるとおりでございます
それが社会、そしてあなたは社会人
しかしここは自宅。家族とお財布が許せばやりたい放題です。
とは言え制約がありますので十分配慮します。
- わが家はマンション、広くはないぞ
- デスク面積は必要最小限
- デスク以外にも大きなものは置けない(例えばランニングマシーンとか)
- 家事の最小化がわが家のポリシー、仕事は増やすな
- 掃除のしやすさにこだわる
- 子供たちが触らない・触れないよう配慮
- 安全第一、無駄なケガをさせるな
- ケガのリスクを最大限下げる
おうちにあるもの全部おもちゃ♪
なげる!たべる!
わが家のデスク環境(現状)
制約の中で夢を実現させるべく構築しつつあるデスク環境の現状がこちら。
場所:寝室
3LDKに4人で住まうわが家では、書斎を設ける余裕がないため、父子の寝室をテレワーク場として環境構築しています。
元々寝室には雑多なものを置かない方針で、ベッド+ちょっとしたタンスしか置いていなかったので、シンプルな風景は集中力を上げるのに一役買っていて意外と良かったです。
スタンディングデスク
- 立っても座っても作業できる
- 座るときはバランスボールが椅子代わり
を実現するため、広範囲(72-123cm)に高さ調整のできるスタンディングデスクを選択。
ケーブル類は机上に極力侵入させないとともに床上にもたむろさせない。浮かせる。これで掃除のしやすさに配慮しています。
また子供たちはこのデスクの設置場所(父子の寝室)でも遊びますので、安全対策が必須。このデスクには頭を打つとケガしそうな箇所がありましたのでクッションで保護しました。
高さ調整が簡単に広範囲で行えますので、1日何度も気分転換に姿勢を変えられるのが最大の魅力です。
詳細は別記事でまとめていますのでご覧ください。
バランスボール
座って仕事できる高さまで下げられるFlexispot。ただ普通の椅子だと面白くないので、バランスボールを椅子代わりにして気分転換効果向上を図っています。
バランスボールは多種多様なものがありますが、サイズには要注意。身長178cmの私は75cmのものを選びましたが、これにちょっと多めに空気を入れてパンパンに膨らませてちょうどいいくらいの高さです。
また若干ふくらはぎと接触する感触がイヤな感じなので、肌に優しい布製のカバーがあると良さそうです。
買いました
デュアルモニターアーム
ウルトラワイドモニター含むモニター2台体制で、PC作業領域を最大限確保していますが、同時にモニターアームを使うことでデスク上の作業領域も最大限確保しています。
このミニターアーム、1万円もしなくて非常に安いんですが、かなり作りはしっかりしていて、約6kgもある34インチウルトラワイドモニターをせり出して取り付けても問題なし。頼もしいです。
購入時には高機能なのにえらい安いから不安でしたが、この公式の動画を見て「ちゃんとしてるメーカーっぽいな」と勇気が出ました。実際、素晴らしい作りで大満足です。
マウス
PC作業はキーボードとマウスで行われますので、必然的にマウスの機能・性能は作業の快適性に大きく影響します。
そのためマウスにも人間工学に即したものをと調査した結果、行きついたのがこのトラックボール型のマウス。
生まれてこの方ずっと普通のマウスを使っていた私は慣れるのか不安でしたが、心配は即座に吹き飛びました。慣れるのに1日要りません。そしてめちゃくちゃラク。
また場所を取らないのがいいですね。
カシャカシャ動かさないので
検討中のアイテム・アイデア
理想のデスク環境に向けて少しずつ改造していっていますが、まだ道半ばです。ここでは夢の実現に向けて検討中(妄想中)のアイテム・アイデアをご紹介します。
コンプリートできる日が来たら最高
キーボード
快適PC操作のために必要なキーアイテムは「モニター」「マウス」そして「キーボード」。前者2つは理想的なものを導入済みですので、残るキーボードも性に合うものを見つけたいところです。
トラックボール型マウスですっかり人間工学・エルゴノミクスの虜ですので、キーボードもエルゴノミクスモノを選定します。
人間工学(にんげんこうがく)は、人間が可能な限り自然な動きや状態で使えるように物や環境を設計し、実際のデザインに活かす学問である。また、人々が正しく効率的に動けるように周囲の人的・物的環境を整えて、事故・ミスを可能な限り少なくするための研究を含む。
日本語でいう「人間工学」は、アメリカではヒューマンファクター(en:Human Factors)、ヨーロッパではエルゴノミクス(en:Ergonomics)と呼ばれる分野に相当する。
引用元:Wikipedia
Ergonomic Desktop AES – マイクロソフト
これなんかデザイン的にも攻めてていいですね。ちなみにこのセットで付いてくるマウスも使ってたことありますが、丸っこくて手にフィットして気持ち良かったです。なにより愛らしい。ただトラックボールじゃありません。
Surface Ergonomic 無線キーボード – マイクロソフト
こちらもマイクロソフトですが、すっきりしているのにどこか艶かしいデザインには気分も上がりそうです。ただ高い…
Kinesis Advantage2
職場で同僚が愛用しているこれは、エルゴノミクスの権化のようにすら見えますが、ずっと気になっています。20年以上もこのデザインでやってるらしく、エルゴノミクスキーボードの先駆者と言えるでしょう。ただ、めちゃくちゃ高い…
みどり
夢のひとつ「癒しの緑」にまだ対応していませんので、観葉植物などの配置を考えています。
個人的には盆栽や苔の雰囲気が好きなので、デスクを苔だらけにするのもありかなと。
苔のテラリウムなんてのがあるみたいですね。これはハマりそう…
でもなるべくデスク上にも床上にも置きたくないので、壁掛けで考えたい。
こんなのもいいなぁ。
かっこいいなぁ。憧れるなぁ。
こんなのもあり。壁で金魚飼っちゃうとかアツいです。
香り〜かほり〜
「癒しの香り」への対応は、現時点ではデスク天板に杉の無垢材を適用し、その木独特の香りで癒されている状況です。
杉の香りは森にいるかのような癒しを与えてくれますが、部屋に入った瞬間は香るもののすぐに慣れて気付かないようになるんですよね。
なのでもっと強いやつが欲しくなってます。
やばいですかね
アロマとかお香とかに手を出す予定です。こちらも置かず、壁掛けもしくは天吊りで。
大型壁掛けディスプレイ
「癒しの緑」はまだしも、「癒しの水流」の実現を図ろうとしたときのハードルは、しがないサラリーマンの私にはとてもとても高いです。
本当はこうゆうの欲しいんですけど
でも現実的にいけそうなものはアイデアとしてはあります。それが「大型壁掛けディスプレイ」の導入。大きなディスプレイに水流の映像を映してしまう作戦です。音も出せばそこはすっかり滝のほとり…となることに期待。
モニターはなるべく大きく、そして鮮明なものが良いので今なら有機ELですね。これを壁掛けしちゃいます。
またこのアイデアが良いのはその空間を色々な場所に変化させられるところ。
魚たちを映せば水中に、雲や鳥たちを映せば空中にも、はたまた地球や月を映して宇宙なんてのも良いですね。
ディスプレイを窓に見立てて、窓から見える多種多様な景色を表現できれば、それはそれは素敵な空間となると妄想します。
はたして仕事は捗るのかしらねぇ
もしかしたらこのアイデアは、最初にリビングに導入するかもしれません。
私も癒しが欲しいわ
デスク環境構築まとめ
最後は壮大な妄想で締めくくりましたが、とにかくせっかくのテレワークの機会を利用して理想のデスク環境を構築すべく、私がやっていること・やろうとしていることをご紹介しました。
同じようなことを企んでいる方に少しでも参考になっていたら幸いです。
またみなさんのオススメや妄想もご紹介いただけると嬉しいですので、お気軽にコメント下さい。本ページの最下部にコメント欄がございます。
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