わが家のリビング一角に整備したおうちアトリエでは、子供たちの旺盛な工作意欲に応えるためにマグネットゾーンを作り、道具や資材を壁に貼り付けて浮かせています。
なんでも浮かせることで掃除がラクになるのが利点。またマグネットだと配置の自由度が高いので、片付けがラクだったりレイアウト変更が簡単だったりという良さもあります。
そんなマグネット式お道具箱の中で、特に工夫したのがテープホルダー。市販品のマグネット式テープホルダーは種類が少ないし何より高い。(後述)
ということで、困ったときのDIY。庶民の味方、百均。ダイソーグッズのみでマグネット式テープホルダーを作ってみました。
本記事では、紙テープやスズランテープの収納に便利なマグネット式テープホルダーの作り方をご紹介。粘着面がないテープの場合ブワッとなりがちなんですが、これを抑える工夫も含め、詳細をお示しします。
自作のマグネット式テープホルダーの概要
自作したマグネット式テープホルダーは、紙テープ・スズランテープ等の非粘着テープを収納する前提で設計しています。
こんな感じでテープを取り出し、ハサミでちょきんとカットするという使い方です。
テープカッター部(ギザギザ)も自作して用意しようか迷ったんですが、壁にギザギザ付けるのはやや危ないのと、切るときに力入れないといけないせいでマグネットが耐えられない懸念があったので、ひとまず却下。
構成(ダイソー品)と組み立て
カーテンリングやタオル掛けを使ったり色々と試行錯誤(=失敗)がありましたが、最終的にうまくいったのはこの組み合わせ。
フックがロッドにドンピシャでかみ合ってくれます。
気持ちいいいやつ
これにテープ類を通してペタッとくっ付けるだけの簡単構成。
このフックは縦方向に自由度を持っている仕様なので、テープの大きさ・厚さに応じて勝手に動いてくれるのも魅力。直径10cmくらいのテープまで対応できそうです。(そんな大きいのを収納する予定はないですが)
またロッドは突っ張り棒なので伸縮可能。収納力も高いです。
モールでブワッ対策
各テープに付いているモール(フワフワ針金)は、非粘着テープ特有の問題「ブワッ」の対策です。
このブワッ、鬱陶しいったらありゃしない。何も対策せずに放っておくと、特に紙テープの輩はスプリングバックがきつく、好き放題暴れ放題。非粘着テープなので自重が効きません。
シュッとした収納としたいわが家では、このブワ対策には一番悩みました。いちいちセロテープなんかで端部を仮止めするなんてめんどくさすぎてイヤだし。
そんな中、アイデアマンの妻氏が考案したのがこのモール作戦。モールで軽くフワッとテープを包み込んであげるだけです。超簡単。
あら不思議。暴れくるっていたテープたちが従順になります。テープを引き出すときにもジャマにならない。
天才や
カラフルカラーもイイね
モールも百均(ダイソー)で売ってます。
市販品で悩んだマグネット式テープホルダー
そんなこんなで完成した自作テープホルダーですが、はじめは既製品で揃えることを考えました。
わが家は値段が高いとかオーバースペックという理由で採用は見送りましたが、候補に挙がった数少ない市販のマグネット式テープホルダーたちをここで紹介しておきます。
マグネット式マスキングテープホルダー
テープカッターも付いてるので、粘着系テープならこれが良い。シュッとしてるし。マステなんかをお道具箱に追加する際には購入するかも。
いやしかし高い(約2000円)。きっと自作だな。
マグネット式キッチンペーパーホルダー
テープホルダーの場合、テープを着脱できる必要があるので、バーの片側が空いている必要があります。なのでタオル掛けの類は大体NG。一方キッチンペーパーホルダーなら要求にばっちり適合します。
こちらは1000円弱なのでギリギリ手が伸びるレベルですが、既述の通り百均で拡張性高いものを良い感じに作れたので、キッチンペーパーホルダーさんの出番は不要となりました。
でもスタイリッシュでそそるので、そのうち買っちゃうかも。
マグネット式自作テープホルダーまとめ
厄介なブワッ対策も完備した自作テープホルダーの作り方をご紹介しました。モール込みで2セット作っても400円と低コストなのも嬉しいところ。みなさんの参考になれば幸いです。
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