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【タイプ別オススメおうち用マット】脳を守る安全性/近所迷惑にならない防音性/家事負担が少ないメンテナンス性 のバランスを考えて子供部屋へ導入

わが家では動育という考え方を採用し、子供の成長のために知識の詰め込みはひとまず置いておいてしばらくは「運動をさせまくる」という方針です。

小さいころから体の使い方を色々試して使いこなすことが、将来的な死傷リスクを下げるのはもちろんのこと、基礎的な脳力を上げるためにも重要ということを勉強したためです。

運動は基本的に外遊びの中で積極的に行うのですが、家の中でもなるべく手加減なしに運動させたいところ。

そのため、わが家では家の中をアスレチック化することにしました。その第一段階として安全性・防音性確保のためにはマットの導入が必要と判断し、遊び部屋に敷き詰めて対策しています。

本記事ではおうち用マットを選定するポイントを整理した上で、タイプ別に色々なおうち用マットをご紹介します。

この結果、わが家では4cmもの分厚いジョイントマット自作クッションマットを導入しています。

4cmジョイントマットを敷き詰めるのは結構勇気がいりました

おかげで家の中で思いっきり体動かして遊べるようになるよ♪

クッションマットあると楽しさ倍増♪

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おうち用マットに求めるもの

安全性の確保

1歳児にもスリリングな遊びをさせる
体操つり輪で遊ぶ1歳児

遊び部屋へのマット導入を検討し始めたのは、上の子が生まれて間もなくのこと。

おうちアスレチック計画を進めるにあたり、狭い家の中でスリリングな運動をさせるためには、まずは最大限の安全確保が必要です。

痛いのキライ

家の中でのケガのパターンは色々ありますが、コケる高いところから落ちる、などに伴い脳・脊髄を損傷することは、後遺症にも繋がるため最も恐れる事態のひとつです。

一方、わが家の遊び場であるリビング・中洋室はフローリングで、コンクリートほどガチガチではないものの、高いところから落ちたりしたら痛いです。

特に子供が1歳くらいまではよくこけるので、大事な大事な脳を最大限保護するため、床を柔らかくしておく、すなわちマットを敷くことは必須と考えました。

マットさん好きー

親の身体を守るためにも

安全性は子供だけでなく大人の身体のためにも必要です。子供にとって親の身体が一番の遊具だったり。。。

父の体を守るためにも必須
おもちゃにされる父の体を守るためにも必須

ゴロンと寝転がるにしてもフローリングだと痛いので、子供に乗っかられると嫌になっちゃいますが、床が柔らかくて痛くなければ抵抗なく無邪気に遊ぶことができます。

遊んでくれてうれしい♪

防音性の向上

ソフト平均台低床での遊び方
平均台でも使い方はさまざま

わが家マンション住まい。下の階に住人がいらっしゃるので、室内でドタバタさせようとするわが家の取り組みは一般的に非常にまずいです。

良い関係を維持したいわ

わが家の床はいわゆる「二重床」というもので、比較的防音性には有利らしいのですがそれでも上の階のドタバタは正直聞こえます。

そこで、防音性の向上を図ろうとしたのが導入目的のひとつ。クッション性のある床にすればドタバタ音は軽減されると考えました。

何もしないわけにはいかない

以上2点の「安全性」と「防音性」 の向上が、わが家におけるおうち用マット導入のねらいです。

しかし、ただでさせ狭い家の中を大きく占有することになるマットには、他にも要求があります。

高いメンテナンス性

先の通り、目的は「防音性」「安全性」の向上なので、選択肢はいろいろあります。

しかしながら、家事にもなるべく手間暇をかけたくないところですので、メンテナンス性の観点でも注意する必要があると考えました。

具体的には以下の通り。

  1. 掃除がしやすいこと
  2. 着脱がしやすいこと
  3. カビが生えにくいこと

清潔に保ちたいですしクサいのも嫌なので、メンテナンス性は重要です。

超大事

表面が拭きやすいかどうか、外して裏側・フローリングの掃除がしやすいかどうか、カビが生えにくい素材かどうか、というのが家で使うものでありかつ子供と直接触れ合うものである以上とても大事。

とりわけわが家は過去幾度かカビの襲来を受け、悩まされましたのでもううんざりなのです。

これまでにたくさん家具捨てたよね

遊びやすさ

最後に、マット上での遊びやすさも考慮します。わが家はマットを遊び部屋一面に敷き詰める作戦。そのため、激しい運動以外の遊びをしやすい環境・場所も確保してあげる必要があります。

例えば柔らかすぎるマットの上だと積み木がしにくかったりしますよね。

不安定で全然積めない

そのため、マットと共生したときの遊びやすさにも配慮が必要です。

マットでかいですからね

タイプ別おすすめマット

防音性と安全性の向上を目的とした室内用マットを調査したところ、大きく3種類に分類できました。

  • スポンジ素材(PEやEVA)製のマット
  • レザー生地の中にポリウレタンなどのクッションが入っているマット
  • 体育で使うようなマット

それぞれ以下の特徴があります。

スクロールできます
タイプ安全性防音性メンテナンス性遊びやすさ
PE/EVA製×~〇
(厚さによる)
クッションマット〇~◎
(厚さによる)
体育マット×

それぞれに良し悪しがあるので、何を重視するかで選択が変わりそうです。

全てを満たすものはなさそうね

順にご紹介していきます。

スポンジ素材(PEやEVA)製のマット

わが家と同じような目的で子育て世代によく選ばれるのは、「PE(ポリエチレン)」「EVA(エヴァ)」等のスポンジ素材製のマットです。

一般的にジョイントマットプレイマットクッションマットとかベビーマットとか、色々な呼び方があるやつですね。

例えばこうゆうの。

ジョイント式のため着脱しやすいのが最大のメリット。

メンテナンス性が非常に良いです

また形をある程度好きに変えられるので、家の形にフィットさせられるのもGOOD。

人気なのもわかります

また柔らかすぎないため、マットの上で積み木も十分に可能です。

ジョイントマットなら積み木もできる
ナイスフラット

ただ、安全性と防音性は厚さに依存しますので要注意です。

ジョイントマット厚さの考察

同じ柔らかさ(ヤング率)を持った材質の場合は、厚ければ厚いほどクッション性能(ひずみ)が高くなります。

ですので安全性・防音性の観点では厚いものが理想ですが、厚すぎると今度は重くなってメンテナンス性が下がったり、段差になって非安全になったりしてしまいます。

更にわが家の場合はクッション性能が高すぎてもダメとか言い出してしまってる始末。

てへぺろ

なのでちょうどいい厚さのものを狙う必要があります。

ということでまずは試しと、子供がまだ1歳になる前に約1cm厚さのジョイントマットを導入して、防音性・防振性を調査しました。

導入から約3年経っていますが損傷等全然なく丈夫!2セット買ってつなげて使っています。

使ってみた感想としては、赤ちゃんがコテンと転んだときに頭を保護するには十分なクッション性能と思われます。

ただ、この上で飛んだり跳ねたりしてみると…うーん、響きます。 ジャンプした着地のドスンという衝撃を下の階の住人に極力伝えないようにするためには、不十分な感じです。

そのため、子供がジャンプしはじめる前には防音性の観点でもっと分厚いものが必要そうです。じゃあどれくらい分厚いものが必要か。もちろん分厚ければ分厚い方が良いのですが、重いし値段も高いしで、ギリギリのところを狙いたいですよね。

そこで参考までに、わが家が導入した4cm厚の極厚ジョイントマットのレビューをしていますので、よろしければご参照下さい。におい静電気など、買ってみて初めて分かったこともありましたが、それぞれ対策してクリアしました。

4cm超分厚いです

わが家は4cm厚ジョイントマットがベストチョイスでした。

わが家が2016年に購入した4cm厚ジョイントマットは、現在市場からなくなってしまっています。おそらく廃盤。残念です。。。
今は20mm厚さでも「極厚」

4cm厚PE製でカバー付きなんてのもありますね。おしゃれです。

ポリエチレンは静電気がすごい

PE(ポリエチレン)は静電気と大のお友達です。冬場は気を抜くと静電気発生してバチバチ。なので対策は必須と思います。

冬場の静電気対策はジョイントマット有無にかかわらず必要と思いますが

わが家では乾燥する冬場などは「電気ポットみたいな加湿器」をフルタイム稼働させ、湿度を50%以上に保つことで対策しています。夫婦そろって乾燥肌なので、快適なリビング環境のためには必須なのです。

これさえしておけば、静電気バチバチとは完全におさらば

冬の快適住まいの必需品

これ、もはや湯気な蒸気がボーって出るんですが、嬉しい誤算として部屋が暖かくなるんです。なのでわが家は北関東に住んでいながら、冬は床暖房+この加湿器だけで朝晩も問題なく十分に暖かいので、エアコンいらず

エアコンって乾燥するし電気代高いからヤなんですよね

ジョイントマットを導入される際には加湿についても併せてご検討下さい。

レザー生地の中にポリウレタンなどのクッションが入っているマット

ショッピングモール内のプレイスペースなんかで使われているのが、ポリウレタン製のクッションマットです。

これはかなりふわふわしているので、激しくこけても全然大丈夫そうな安心感が高いです。

分厚いやつだったらバク転の練習もできそう

安全性・防音性の観点では非常に良いです。ただデメリットがそれなりにあります。

  • 形が決まってしまうので部屋の形にフィットさせられない ⇒隙間ができて危険ゾーンになる
  • 中身のクッション生地がブラックボックス過ぎてカビの巣窟になりそう ⇒悪夢
  • お値段が結構高め ⇒かわいくない
  • ふわふわしすぎて踏ん張れない ⇒激しい遊びにはたまにキズ

とりわけ、わが家の場合は「柔らかすぎてもダメ」というのがあったため、却下しました。積み木ができないだけでなく、子供に「思いっきり体を動かさせてあげたい」と考えたとき、地面が柔らかすぎると踏ん張れなくて飛んだり跳ねたりに支障がでると考えたからです。

しかしこのタイプのマットは、必要な時だけ出して不要な時に片づけるという運用が非常にしやすいのも特徴。そのため、おうちが広くて収納スペースがあるようであれば、ベストチョイスとなりえます。

うらやましい

他にはこうゆうのがあります。

わが家ではジョイントマット敷設後に少しずつ運動遊具を増やしていき、最終的にうんていを作りましたので、安全対策のためにオリジナルの15cm厚クッションマットを自作しています。

体育で使うようなマット

みなさんも小学校のときなんかに体育の授業で使った体育マット 、あれも候補にできます。

ただ、挙げておきながらなんなんですが、これはソッコウで除外しました。ポリウレタン製マットと同じく形が決まってしまっているということに加えて、重い・カビる・なんか臭いで、家庭にはキツイという判断です。

完全に小学生の時のイメージ

学校でも同じだと思うので、最近では学校でもクッションマットが導入されてきたりしてるのかなぁと思ったり。

まとめ

子供を家の中で思いっきり遊ばせるおうちアスレチック化計画に必須となるマットについて、何を求めるかを整理した上で、要求に適合する商品をタイプ別にご紹介しました。

わが家の場合は4cm厚ジョイントマットがベストチョイスでしたが、みなさんはいかがだったでしょうか。

同じように子供の安全性や防音性の確保のための対策を検討中のみなさんに少しでも役に立ち、快適住まいの手助けができていれば幸いです。

遊び部屋にマットを敷き詰める

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